2016年10月11日: ハイシャイン

【ガーデンプラス 柳】
原田さんの娘さん、相変わらずやんちゃな感じですくすく成長していますね笑
彼女からは「絵を描いてくれるおじちゃん」と呼ばれている柳です。
今回のブログは、「スナックでの飲み方」にしようと思ったのですが、各方面から非難の声が上がることが推察されましたので、
前回に引き続き靴磨きについて記載します。
(前回のブログを覚えている人もいないと思いますが。。。)
今回はビジネスシューズ(いわゆる革靴)の通常メンテナンスと「ハイシャイン」呼ばれる磨き上げについてご紹介します。
靴磨きを面倒だと思っているそこのあなた!
やってみると、意外にも時間がたつのを忘れるくらい没頭してしまい、自分自身の気持ちの切り替え=ストレス発散にもつながります。
また、靴磨きの道具は集めると結構かっこいいもので、コレクター癖をくすぐります。
ちなみに、この画像は柳の靴磨きセットの画像です。

20161011-tool.JPG


靴磨きは、
?汚れを落とす
?保湿をする
?着色をする
?仕上げに磨き上げる
上記が基本的な流れとなります。
お肌のお手入れに似ていますね。
20161011-remover.JPG
まず、使用するのはこちらのリムーバー。
これは、フランス製の「サフィール」というブランドのリムーバーで、汚れ落としに加えて皮の保湿もしてくれる万能品でオススメです。
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上の写真くらいの量(豆粒よりひとまわり少ないくらい)を布に塗って、ひたすら塗り込んでいきます。力を入れる必要はありません。
すると下の写真くらいの汚れが落ちます。この汚れは埃や劣化した靴墨ですので、この汚れ落としがいかに重要かを物語っていますね。
20161011-cream.JPG
つづいて着色+保湿。
ライトブラウンのクリームとこのブラシを使って塗り込んでいきます。
これ、シアバター配合で着色だけでなく保湿もばっちりなんです。
ちなみにクリームも「サフィール」でカラーは使用する靴に合わせて揃えています。
このカラーを揃えなければならないのがコレクター癖をくすぐるところではあります。
あと、このブラシですが「豚毛」のブラシを使用します。
一般的にはペネトレイトブラシと言われるらしいんですが、
実はこの写真のブラシは、シェービングブラシなんです。
そうです、髭を剃るときに泡立てるブラシです。
これ、ダイソーさんで100円で売っているんですね!
ペネトレイトブラシは1本1000円ほどするのですが、まったく違いがありません。
さすがダイソー、おそるべし。。。
20161011-IMG_0871.JPG
20161011-miton-1.jpg
こんな感じでクリームを塗り込んで補色+保湿をし、最後に専用のミトンで磨き上げるわけです。
この磨き上げる理由は、クリームの余分な油分を落として発色をよくするためですので、忘れずに磨き上げることが重要です。
ちなみに、専用のミトンを使わずとも、不要なパンストでも良いらしいです。
パンストを使う人は、奥さんや彼女に「要らないパンストをくれ!」と日ごろから熱く語っておくことが重要です。
20161011-shoes.JPG
ここまでで、これくらいのところまでは仕上がります。
これでも十分なのですが、ここから「ハイシャイン」という仕上げをしてみます。
20161011-IMG_0878 (2).JPG
つかうのは「サフィール」の「ビーズワックス」という商品。
これも靴の色に合わせて揃えていくのがベストですね。
このクリームは「カルナバワックス」と「蜜ロウ」が配合されいて、一言でいうとワックスです。
20161011-IMG_0878.JPG
このワックスをこのように指に布を巻き付けた布面に塗布して、塗り込んでいくわけです。
指に布をキツキツに巻いて塗布面を平らにするのがポイントです。
ちなみに布はいらなくなったTシャツの切れ端です。
20161011-highshine3.JPG
写真のように塗り込んでいきます。
言い忘れましたが、ハイシャインはつま先や踵のあまり曲がらない箇所だけにしておきましょう。
曲がる場所にハイシャインを施すと、ひび割れの原因になるそうです。
20161011-highshine4.JPG
20161011-IMG_0888.JPG
5分ほど放置してワックスが乾いたら、写真くらいの水を垂らして磨きこんでいきます。
塗り込んだワックスを水で伸ばしていく感じです。
初めてハイシャインをするときにはこの磨き上げでミスをしてしまいます。
強く磨いてしまうとせっかく塗り込んだワックスを剥離してしまうことになり、ワックスの被膜ができず光らないということにつながるみたいです。
どちらかというと、上から塗り重ねていく感じで10分ほど磨いていくと。。。
20161011-IMG_0890.JPG
20161011-IMG_0891-1.JPG
こんな感じに光りだします。
よく見ると私の顔が映っている。。。
下のアップの画像を見ると、透明の被膜ができているのがわかるかと思います。
Before
null

After
20161011-IMG_0893.JPG
いかがでしょう。
発色が良くなって、くたつき感がなくなり、光らせることで靴の輪郭がしっかりした感じになります。
慣れると、1足20分くらいでできるようになります。
「オシャレは足元から」とよく言われますが、
人は上から見ていくので、着ている服によって大まかなイメージを与えるんですが、最後にその印象を決定的にするのが靴だと思うんですよね。
Tシャツ・Gパンでも靴が
・ブーツだと、若かりし日のブラッドピット(12モンキーズくらいの)。
・ジャックパーセルになるとカートコバーン。
みたいな。。。
脱線しましたが、ちょっとした手間で印象が変わるし、なにより気分転換にもってこいなので、皆様もぜひ靴磨きにチャレンジしてみてください!
長文失礼しました!
20161011-IMG_0894.JPG

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DAブログ | DAホールディングス(エクスショップ&ガーデンプラス)

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