【ソリューション アサイ】
「趣味は何ですか?」と聞かれると、僕は大抵「映画鑑賞」「音楽鑑賞」を挙げます。
続いて、好きな作品を聞かれると、これがとても困ってしまいます。
決して嘘をついている訳ではないのですが、答えに臆してしまうのです。
その理由は主に次の2つで、
1.ありすぎて選択できない
2.嗜好がマニアックなので答えにくい
です。。。
という訳で、今回はこの場をお借りして、マイ・フェイバリット・ムービーを、
思いつくまま、特に意味もなく勝手にレビューしてみたいと思います。
(音楽は2の理由から控えます。)
※ランキング不可能なので、順不同です。
※あらすじ等はあえて書きません。気になったら、ググるか観てください。
インターステラー
ここ10年で1番好きな映画。ハリウッドSFというと、「凶悪宇宙人と決死の戦い」みたいなSFというよりアクション映画じゃ…という内容が多いですが、この映画は中々骨太なSFです。
時間と空間、善と悪、生と死、神と人間といったスパイスが話の随所で差し込まれており、展開を飽きさせません。特に、終盤の急展開と映像には釘付けになりました。見終わると、自分も宇宙を旅した気分になります。
未知なる宇宙には夢がありますね。
ファイトクラブ
これまで、映画館で最も衝撃を受けた映画。バイオレンス?アクション?サイコ?社会派ドラマ?非常に説明しにくいです。社会風刺とブラックユーモアが突き抜けていて、先の読めない展開、ダークで外連味のある映像表現と相まって独特な映画です。終盤のどんでん返し*も面白いです(*この後、似た表現の映画がたくさん出来たので、今となっては新鮮味は無いかもしれません)。
タクシードライバー
深夜、たまに無性に見たくなる映画。若き日のロバート・デ・ニーロの危険なカッコよさが、映画を非常に面白くしています。社会の悪に対して毒を持って制す所など、ファイトクラブに通じるものがある映画です。この映画を観てすぐに、自分で頭をモヒカンにした大学の先輩がいました。
Baffalo ’66
これも深夜に合います。ヴィンセント・ギャロによる監督・主演映画。巷ではシャレオツ・シネマというスイートな位置づけですが、内容はなかなか癖のある映画。ギャロのワイルドな見た目とは裏腹に、繊細で孤独な男の半生のドラマ。結末は…
乱
黒澤明監督の戦国時代劇。言わずと知れた、七人の侍、用心棒、椿三十郎、等々全部ベスト入りしそうですが、カラーの映像美だとコレです。内容は少々説教臭いですが、リア王をベースにしたストーリーは中々面白いです。
アリス
ルイス・キャロルのアリスですが、最近のハリウッド版のアレではありません。チェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督による実写x人形アニメーション。グロ・カワイイ独特のキャラクター達が面白いです。
ベルヴィル・ランデブー
フランスのアニメ。カリカチュアの効いたキャラクターと世界が面白いです。絵はレトロで暗く退廃的な雰囲気なのですが、エスプリが効いていて趣があります。
スターウォーズ
全てのエピソードが好きではないですが、なぜか何度も観たくなる映画です。
去年の最新作は良かったです。恐らく往年のファンでなければ面白さ激減ですが。
以上、書けるだけ書いてみました。
もし、気になるものがあったら観てみてください。
面白さは保証しませんが。