2023年2月21日: 「それで、あなたは、何をする人なんですか?」

【デジタルアライアンス 井上】

ヨークシャーティー?
レモンドリズルケーキ??
スノーフレークケーキ???

横文字な言葉にめっきり疎くなっている為か、ぱっとイメージができませんでしたが、
写真からは美味しそうだという事が伝わりました。
ワカマツさんバトン有難うございます!

「家にあったリンゴと紅茶でケーキを焼く」って凄いですね。私ならリンゴと紅茶だけで満足してしまう。。
ITエンジニア風にいうならば、家にあった中古PCにオープンソースのOS入れてマインクラフトサーバー立てる、
みたいな感じでしょうか。(違う)

みんな大好きさくらVPSの記事に、Minecraft Serverがありましたので、興味があれば構築ご検討ください。


さて、ここ数日フレッシュな方々がブログ登場してくる中、
でお前誰やねん?と思われそうで怖いですが、頑張ってお仕事しております。

とはいえデジアラの中でうちの部署は「何の仕事してるの?」と疑問を持たれる方も多いと思いますので、
今回は改めて私の?自部署の?直近のお仕事を少しご紹介できればと思います。

1.ウェブ制作

  

最近のウェブ制作では、「自転車館」サイトのプチリニューアルをお手伝いさせて頂きました。
カートシステムを搭載している事もあり、構築の過程でできることに制約が出てきてしまうのですが、
現行システム維持とコンテンツ拡充という二つの方針を実現すべく、リバースプロキシと呼ばれる技術を活用する事で、ハイブリッド構成での運用を実施しています。

このことから、
・EC運用担当者は従来の業務フローを維持できる
・新たにコンテンツマーケティング担当者はCMSにてコンテンツ管理ができる。

といった運用上のメリットを実現できました。

システムのフルリニューアルを実施するには構築手間だけでなく、システム移行による運用上のオーバーヘッドも大きいものです。現行システムのメリットを享受しながら、フルリニューアルのタイミングが来るまでは今やるべきコンテンツ拡充に注力する。本プロジェクトではこういった選択と集中を意識したリニューアル計画の策定・進行を心掛けました。

2.システム開発

社内で利用している業務系システムのデータベースチューニングに取り組みました。
データベースのレスポンスが低下するとアプリ自体が停止してしまう為、データベースの速度は重要な指標と捉えています。

データベースの速度を落とす要因の一つに、スロークエリと呼ばれるものがあります。
スロークエリ対策に裏技はなく、設計の不味さがそのまま速度に現れると考えています。
業務システムのような常時更新のかかるシステムでは、キャッシュ機構が使いづらい事から尚更誤魔化しがきかないものです。

実施した対策としては現システムのデータベースのボトルネック箇所の数値化と、その課題の優先順位決めを行いました。ある程度システム開発に携わっているといわゆる「勘」でボトルネック箇所の特定を進めてしまいがちです。

大量のスロークエリのログと向き合った時点では、今優先すべきボトルネックがどれなのか判断がつきませんでした。その原因の一つに、スロークエリはサーバーリソースを枯渇させ更なるスロークエリを生み続ける、といった理由もありました。

今向き合うべき課題を特定して正しく業務システムを改善していく。これを実現する為に「どういったアプローチをとるか」が重要であると認識し、「推測するな、計測せよ」の言葉通り、独自のスロークエリ解析の為のロジックとその解析プログラムを作成しました。こうすることで、複雑化した状態の中でも見えない課題を自動で見える仕組みを作る事ができました。本プロジェクトでは課題解決に即座に取り組むのではなく、課題分析~課題発見の工程を重要視した取り組みとなりました。

もう少しバージョンアップを施して枯らしていった暁にはOSS公開を目指したいものです。

3.オブジェクト指向プログラミング研修

こちら「オブジェクト指向プログラミングについて」でも紹介されているように、オブジェクト指向プログラミングに関する研修を社内で行いました。

自社で取り扱っているシステムにはオブジェクト指向を取り入れたフレームワークが多くあり、日頃の業務でオブジェクト指向に触れる事ができます。

しかし当たり前のように利用しているそのシステム構成でも、どこでそう言った実装がされているのか、
オブジェクト指向だと何が嬉しいのか、そもそもオブジェクト指向とは何を実現しようしているのか、
について案外私たちは理解できていないものです。

何故私たちはオブジェクト指向プログラミングを学ぶのか。
オブジェクト指向プログラミングの実現しようとしている事は単なるコードの再利用ではありません。
オブジェクト指向プログラミングの実現しようとしている事は一言で言うと「関心の分離」だと考えています。
関心の分離を実施する事で、責務の分離が実現でき、結果品質向上と保守性の高いコードへ近づいていく事ができます。

この関心の分離はプログラミングだけに限らず、日常の様々な事象に共通して適応されている考え方である点が興味深いと感じています。
組織デザインの設計においても同じです。
一つのプログラミングパラダイムが、プログラミング以外の考え方に活用でき発展できる。
研修を通じて改めてオブジェクト指向プログラミングの魅力に気付くことができました。

4.サーバー構築

この写真があったので今回はこのネタを選んで書き始めましたが、
長くなってきたのでここは割愛します(笑)

23期のDA社はなんといってもサーバー構築頑張りました。
たくさんのサーバーを買ってもらって、たくさんのサーバーを構築しました。
来年もたくさんのサーバーを構築すると思いますが、デジアラの皆さんもご協力の程お願いいたします。<(_ _)>

以上、最近のお仕事のご紹介でした。
様々なお仕事をさせて頂いてはいますが実際に私がやっている事は、
整理や調整ぐらい。実務はメンバーの方々にお任せで、大変助かっております。
あれ?私は何の役割を担っている人なの?なんて考える事も最近は多くなってきました(笑)

今後ともDA社をよろしくおねがいいたします。
明日はご近所さん、いつもの公園で合流しましょう( ^^) _旦~~

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DAブログ | DAホールディングス(エクスショップ&ガーデンプラス)

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