2020年12月24日: サンタクロースとは

【デジタルアライアンス ミヤケ】

先日、行きつけの飲み屋(もちろんコロナ対策済み)で

「サンタクロースは実は人さらいなんだが、
 コカ・コーラのキャンペーンでいい奴にキャラ変&赤い衣装が定着した」

という真偽不明のトリビアな話を耳にしてしまった。

というわけでクリスマスイブの本日、
サンタクロースとは云々について、世間に溢れる様々な伝説を
ここにかいつまんでは書き連ねようと思います。

 

出典は、当然ながらWikipediaです。

 

サンタクロース(英: Santa Claus)は、キリスト教圏における伝説の人物。
よく知られている造形では、赤い衣装を着た老人で、トナカイのそりに乗り、
クリスマスイブの夜に子供にプレゼントを渡して回るとされるが、時代や地域により異なる。

「時代や地域により異なる」
これこれ。こういうのが拡がってくるんです。さて。。。

サンタクロースのモデルはシンタクラースである。
そのシンタクラースのモデルは「ミラのニコラオス(ニコラウス)」ではないかと言われている。

スルー。

「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知った。
ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉には靴下が下げられて
いており、金貨はその靴下の中に入ったという。この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた」
という逸話が残されている。この逸話が由来となり、「夜中に家に入って、靴下の中にプレゼントを
入れる」という、今日におけるサンタクロースの伝承が生まれている。

まるで日本の「ねずみ小僧」のようですね。
ここでゲゲゲの鬼太郎が頭に浮かんだ人、、、そいつはネズミ男ですよ。

イギリスではファザークリスマスと言い、赤や緑の服を着ている。
オーストラリアとニュージーランドでもファーザークリスマスと言う。

ユニオンジャックの国々ではそうらしい。
緑というのは確かにツリー(モミの木)等でクリスマスのイメージカラーとしてはありますね。

オランダではクリスマスが1シーズンに2回あり、プレゼントがもらえるのは12月6日の「聖ニコラスの日」
の前日と、25日のクリスマスである。

そういえば「土用の丑」の日もたまに2回ありますね。
とはいえ、私の場合うなぎを食べるのは、たとえ土用の丑が2回あろうとも1度です(なんせ高いし)。

イタリアではクリスマスが1月6日まで続き、5日に魔女が来て、良い子にお菓子を、悪い子に石炭をくれる
という伝説がある。

少し香ばしくなってきました。
しかし「石炭」の意味するところって何なんでしょう。。。

ドイツでは、悪い子は「悪い子を罰する黒いサンタ(クネヒト・ループレヒト)」にさらわれるという言い
伝えがある。しかし現在では、ドイツの子供たちは「クリスマス男」と「クリストキント」(クリスマス子)
とのどちらかを信じているといわれており、どちらがプレゼントを持ってくるかで学校では論争があるという。

ドイツ来ました!人さらい伝説来ました!

それから「クリス・マス男」に「クリス・マス子」まで登場です。
マス男とマス子、ドイツがプレゼントを持ってくるのかの論争ですが、
もはやカレー味のアレとアレ味のカレーの世界です。

ロシアではジェド・マロース(マロースおじいさん)が孫娘のスニェグーラチカを連れて、プレゼントを配る
という風習がある。

「おそロシア」なイメージではありませんね。
プレゼントはまず間違いなくマトリョーシカ一択でしょう。

常に笑顔の、白のトリミングのある赤い服・赤いナイトキャップ姿で白ヒゲを生やした太りぎみの老人の男。
白い大きな袋にクリスマスプレゼントを入れて肩に担いでいる。19世紀の初出では一頭立てのトナカイがそり
を引く姿が描かれていたが、やがて八頭立てとなり、家々の子どもたちが寝ている間にプレゼントを配る現在
のイメージに至っている。

エンジンに例えると、単気筒から一気にV8へとグレードアップした感じですね。
いったい何馬力ぐらいアップしたんでしょうか(トナカイですけど)。

欧米諸国などのサンタは「Ho Ho Ho」(ふぉっ、ほっほっ)と特徴的な笑い声をあげる事がある。

ここでまさかのバルタン星人(V)o¥o(V)フォッフォッフォッ

ドイツの古い伝承では、サンタは双子で、一人は紅白の衣装を着て良い子にプレゼントを配り、もう一人は
黒と茶色の衣装を着て悪い子にお仕置きをする。容姿・役割共に日本のなまはげに似ており、民俗学的にも
年の瀬に来訪する年神としての役割の類似が指摘される。

やっぱりドイツ!そしてなまはげ!
「泣ぐ子(ゴ)は居ねがー」「悪い子(ゴ)は居ねがー」

今日から秋田を「日本のドイツ」に認定!(勝手なことするな俺)

ハイチではトントン・ノエル(サンタクロース)と一緒にトントン・マクート(麻袋おじさん)が回り、悪
い子はトントン・マクートが袋に入れてさらってゆくとされる。

ハイチでも人さらい伝説!

なにげにサンタはニコイチで行動している論がチラホラ見受けられますね。。。
それもヤバそうな感じで。

ロシアのジェド・マロースは青い服を着ている。

美輪明宏かい。

1900年、一説によると、この年発行された子供向け教材により、日本の物語に初めてサンタクロースが登場。
ただし名前は「北國の老爺 三太九郎」とされていた。既に1888年からクリスマスカードなどクリスマス用品
が輸入され始めたことをきっかけに一般の人にも広まり、この物語発行から数年後頃には年中行事として定
着していたという。

北國の老爺 三太九郎w
実は100年以上も前から日本でもクリスマスが年中行事として定着していたみたいですね。

1914年、この頃から日本の子供雑誌『子供之友』を中心に、赤い帽子に赤い服を着て太いベルトを腰に巻い
た、現代と同じイメージのサンタクロースが盛んに描かれるようになった。

ぬぬぬ?コカ・コーラ違いますやん。

「サンタクロースが赤い服を着ているのはコカ・コーラの広告によるものである」というデマが出回って
いるが、これは誤りではないが誇張がある。この噂を流したのは自分達の影響力を誇示したいコカ・コーラ
社とメディア、広告業界であると言われている。

「…というデマが出回っているが、これは誤りではないが誇張がある」
wwwwwwwwこの表現はなかなかマネできないwwwwwwww

米国コカ・コーラの広告にサンタクロースが初めて採用されたのは1931年。日本では1907年に「緋羅紗の服」
(『朝日新聞』1907.12.17)、「身に赤衣を纏ひ」(『朝日新聞』1907.12.28)、「真っ赤な服をつけて白
髪の赤い面を冠りサンタクロースに装ひ」(『読売新聞』1914.12.13)との記述がある。

確定しました。
たしかにコカ・コーラのキャンペーンキャラに使われていたようですが、
初出が1931年ですから赤い服はコカ・コーラがきっかけではないことが判明しました。
浸透力は抜群だったでしょうけど。

日本では1907年の段階で赤い衣装と定義(?)されていたみたいですね。
しかし「白髪の赤い面を冠り」って表現、サンタというより「なまはげ」です。

サンタクロースの乗る空飛ぶソリを引くトナカイは8頭おり、「サンタクロースがきた(クリスマスの前の
晩)」によれば、それぞれ以下の名前である。
・ダッシャー (Dasher)
・ダンサー (Dancer)
・プランサー (Prancer)
・ヴィクセン (Vixen)
・ダンナー (Donner)
・ブリッツェン (Blitzen)
・キューピッド (Cupid)
・コメット (Comet)
また、「赤鼻のトナカイ」の歌(原題:Rudolph the Red-Nosed Reindeer|Rudolph the Red-Nosed Reindeer)
で有名な9頭目のルドルフ (Rudolph) は、ロバート・L・メイ著の「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」(1939年)から
8頭の先導役として先頭を走る1頭で足されている。

トナカイに名前あったんですね。

公認サンタクロース
グリーンランドに住む長老サンタクロースの補佐をする目的で、グリーンランド国際サンタクロース協会が
1957年に設立された。グリーンランド国際サンタクロース協会が認定する公認サンタクロースは現在世界に
120人。クリスマスに自宅ですごすことができない子どもたちのため、クリスマスより一足早く福祉施設や
小児病棟などを訪問する。

長老サンタクロースの存在がとても気になります。サンタ・オブ・サンタです。

また、子どもの夢を壊さないための配慮として、行動に制限なども多い。例えばサンタの職務中においては、
道中でサンタクロースの衣装に着替えることも許されていない。そのため、7月の世界サンタクロース会議に
参加する際には、自宅からサンタクロースの衣装を着用して、飛行機内でもそのままの服装で現地まで行く
必要があるという。

飛行機に乗る分には「子どもの夢を壊さない」ようですw

公認サンタクロース試験
公認サンタクロース試験を受けるためには、いくつかの条件をクリアする必要がある。
(現在は、事情によっては一部条件が緩和されている)

・結婚していて子どもがいること。
・これまでに、サンタクロースとして活動した経験があること。
・サンタクロースにふさわしい体型であること (衣装や装備を含めて体重120kg以上)。
・女性の公認サンタクロースもいるが、体型面の条件に関しては、女性は満たさなくてもよい。
・上記の条件を満たすことができた者のみが、認定試験を受けられる。

まず、体力測定として、プレゼントの入った袋を持って50メートル走を行った後、
はしごで高さ約3メートル登って直径120cmの煙突に入り、暖炉から這い出なければいけない。
その後、子どもたちが用意しているクッキー6枚と牛乳を完食して、
スタート地点に戻るという制限時間2分の障害物リレーである。

この体力測定、大草原不可避でございますwwwwwwwwwwwwwwwww

1. 体重120kg以上で、、、からの
2. プレゼントの入った袋を持って50メートル走、、、からの
3. はしご3メートル登って、、、からの
4. 直径120cmの煙突に入り、暖炉から這い出て、、、からの
5. クッキー6枚&牛乳完食、、、からの
6. スタート地点に戻る<b>(制限時間2分)</b>

公認サンタクロースはほぼヒザを痛めているであろうことが容易に想像できます。
コンドロイチンはきっと、サンタのマストアイテムです。

新たに認定を受けた新人サンタは、古株サンタの前で、「ホゥホゥホゥ」というサンタクロース言葉で
宣誓文を読み上げなければならない(古株の公認サンタがOKを出すまで続けなければならない)。

古株の公認サンタがOKを出すまで←パワハラですw

世界中で、子どもたちの人気の的であるサンタクロースだが、驚くほど志願者が少なく、その理由は
「報酬ゼロ」であることにある。公認サンタクロースとしての活動の他に、本業での収入源などがな
いと成り立たない職業である。

試験は過酷で義務も多くて、それにもかかわらず報酬はゼロ。
ゼロなので深夜手当の25%を上乗せしたところで、ゼロなものはゼロ。←ブラック確定ですw

—————————-

Wikipediaをなぞっていたづらに書き連ねてみましたが、
サンタクロースというのも角度を変えて見てみると、なかなか影のある御仁であるようです。

人さらい伝説は確かに存在していましたし、
お菓子をあげる係と人さらい係のニコイチで行動しているところなど
現在のサンタクロースのイメージとはかけ離れた一面を持っているということも見受けられました。

コカ・コーラは違いましたね。
イメージの刷り込みには大きな影響力を持ったことは否定しませんが。。。

それ以上に「三太九郎」がどのように描かれていたのか、
気になって仕方がありません。

くれぐれもお子様には
人さらい云々の黒いお話はしないであげてください。

もちろん「サンタクロースの袋には何が入ってると思う?」といった
妙なクイズも出さないであげてください。

仮に「子どもだろ?」などと答えられて困るのはアナタ自身ですw

ただ、「公認サンタになりたい」とお子様が言い出したりしたら、
「コスプレサンタで我慢しなさい」と笑顔で言ってあげてくださいw

それでは皆様、すてきなクリスマスイブをお過ごしください。メリー・クリスマス!

by サンタク(三宅)

カテゴリー:
| 投稿者:
DAブログ | DAホールディングス(エクスショップ&ガーデンプラス)

コメント