2017年7月6日: 旧友

【エクスショップ ジン】
お久しぶりです。
こう見えて1日1食派の神です。
柳さん、エンターテイナーとはまさか、「マツケン」の件ですか。。。
というわけで、皆様お忙しいかと思いますので早速本題に入ります。


■テーマ
旧友の結婚式を起点に「友とは」を考える
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先日、独身最後の砦的な友人の結婚式があり出席しました。ここ最近は「仕事に集中する」を言い訳に、
友人の誘いがあっても断り続けていたので、久しぶりに皆と朝まで飲み明かしました。
やっぱり最終的には仕事の話になりましたが。
“友とは利害関係抜きの絆を持ったライバルである”
と改めて感じました。
「何回同んなじ話してきてん!」という昔話が、何故かいつも、何回でも
面白おかしくできる、これは利害関係抜きの関係性から生まれるのかなとも思います。
遠く離れていても、何年も会ってなくても、ふとした時に「あいつ元気にやってるかなあ」
と思い出す、なんかあった時は集まる、これは強制では無い絆であると思います。
ここを前提としての、
「でもやっぱり俺らライバルやな」
とは格好悪いので、口には出さないとしても、心の中では皆思っていて、酒が入ると特に
議論はヒートアップし、時に険悪ともなり、でも最後は「また行こうぜ」となる、その感じが好きです。
そう考えれば学生時代から、良い意味でのライバルとしてのせめぎ合いがあったな と思い返していました。
野球で学校選べる奴、異常に運動神経の良い奴、麻雀・パチンコで常に勝つ奴、初聴でギター弾ける奴、
怪物級に酒強い奴、異常にモテる奴、等々、学生的な意味で何かに突出した仲間がいましたが、
私は特別突出した何かを持っているタイプではなく、とはいえ、だいたいはなんとかなるという感じで、
当時は「突出した何か」を持つ友人に対して、やはりライバル心を持っていたと、改めて思い出しました。
(余談ですが人生最高に楽しかったのはいつか?と問われれば、絶対的に中学校時代です)
その流れで、社会人となってから30歳頃までは毎年、年末に集まっては、
「昔話と共に現在の役職と年収を報告しつつ、仕事・プライベートを語り合う、笑いあり、涙ありの朝まで飲む会」
を開催していました。
ここもどこまで正直に言うかは、ややせめぎ合いで、「年収トップが奢るべきやろう」
「おいおいおい」というどうでも良い、くだりがあり、最後は「俺らは、やっぱりいつまでも割り勘で行こうぜ!」
と誰かが熱い感じで言って終わる みたいなベタな会でしたよね と懐かしく思い出します。
ただここも、歳を経ると、立場や年収にも良くも悪くも開きが出たり、部下の人数や、
職種によって考え方の相違も生まれ、それこそ険悪な議論になる事もありましたが、
それだけ真剣に、いまだ小学校から時を経ても話し合える、その関係性が好きでした。
大阪屈指のガラの悪さと言われる中河内で、同じものを見て、同じ環境下で育ち、
少年期から悪友として良い事も悪い事も一緒にやり、お互いの性格も熟知しあい、
その中で生まれた価値観が近しいので、ある意味での心理的絆が消えないのだとも思います。
一点の曇り無く、
「それぞれの価値観の範囲で幸せであってくれ」
と心から思える相手であり、でもやっぱり永遠のライバルでもある、
それが「友」であるのかな と現時点では私なりに考えました。
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結婚式の日は、ここ何年も未開催になっていた、
「例の朝まで飲む会」
を「今年は絶対やろう」として、中学校時代毎日食べていた「まさやのカツサンド」
を手土産に、懐かしさと、本質は誰も何も変わらない事への安心感と、
スタンドバイミー的郷愁を胸に、神戸への帰路につきました。
続いては、いつか「100キロ級のカジキ」を釣り上げると想定される、あのお方です。

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