【ガーデンプラス第二事業部 ヤナギ】
伏見さんの相模原店ブログを見ると、初心に帰り邁進していかねばと思いながら書いている今回のDAブログ。
内容はマイブームの靴磨きについて書きます。
最近テレビでも取り上げられていましたね、靴磨き。
この世界は奥が深いです。極めていきたいと思っています。
同じ靴でも磨き方によって全く別物になるし、なんといっても長持ちします。
「モノ」は愛着を持ち、手入れをしていくことで「相棒」に変わる
— 横田直哉 —
と横田さんが言ったかどうかは分かりませんが、第1弾ワークブーツ編
この上の写真はBeforeですね。
磨いたのが約1ヶ月前なので土埃で汚れていたり、つや感が失われているのが分かるかと思います。
靴磨きの大まかな流れを記載すると
?汚れを落とす
?剥離
?保湿・補色
?磨き
という流れです。
?汚れを落とす
写真を取り忘れていたので、ないのですが、
まずは「豚毛」のブラシで靴全体の土埃や小さな汚れを落としていきます。
これをちゃんとしておかないと、磨き込んでいくときに靴に傷がついたり、細かな汚れを残したままとなります。
?剥離
専用のリムーバーを使って古くなったWAXや靴墨などを落します。
今回は剥離する必要がないので、こちらは割愛します。
気になる方はググってください。
?保湿
靴専用の栄養・保湿クリームです。
皮も人間の肌と同じで、こまめに水分と栄養を与えていかねばなりません。
これを定期的にしていかないと、皮が乾燥しひび割れなどの原因につながります。
このクリームですが、私は指を使って塗り込んでいきます。
最初は布で塗り込んでいたのですがクリームが皮に浸透しているのか、イマイチわからなくて指で塗り込むことに行きつきました。
指を使うと、人肌で温まってクリームが浸透しやすくなっているのか、浸透しているのが良く分かります。
この時点で皮がしっとりしてきていていい感じに馴染んできています。
続いて使うのはミンクオイル。
天然のミンクからとれるオイルと若干のロウが混ざっています。
これを塗り込んでいくとさらに皮の保湿性が上がり柔らかく仕上がります。
皮本来のツヤ感が出ます。
専用の布で塗り込んでいくとこんな感じですね。
これを専用の「馬毛」のブラシで擦っていきます。
擦るというよりブラシの毛全体を皮に押し込む感じです。
これをすることでオイルをブーツ全体に馴染ませていきます。
そして1時間ほど放置し、皮にオイルが浸透するのを待ちます。
専門の人たちは半日や1日置くらしいですが、僕は忘れてしまうこともあるので1時間くらい放置ですかね。
放置している間に他の靴をメンテナンスしています。
?磨き
専用の布でブーツ全体を磨きます。
余分なオイルとWAXをふきあげるわけです。
磨き方は軽く手早く擦り上げるような感じです。
あまり布は押しつけません。
ある一定擦っていると、フッと布が皮から浮いた感触を受けます。
この瞬間、何とも言えない達成感を感じます。
左がBefore、右がAfter
写真が悪いのとボロボロではないので分かりにくいかもしれませんが、実物を見ると全体のしっとり感やつやが全く違います。
右の甲の部分が、左に比べて軽く何かが映り込んでいるのが分かるでしょうか。
手前から
・バニスタ(5・6年くらい前に購入)
・レッドウイング(10年以上前に購入、もう忘れました)
・BEAMS※詳細忘れました(7・8年前に購入)
良いコンディション維持できています。
レッドウイングなんか20年以上履けそうな感じがします。
そのときは50歳か。。。