2015年9月3日: 「iPad 3」の割れたガラスを交換してみた

<ソリューション事業部 マツダ>
落下のためガラスにヒビが入った社用のiPad 3(第3世代)
Apple Storeでの修理はいいお値段ですので、修理費用削減のために「交換用ガラス」を購入して修理してみました。
iPad3
以前、「iPad」の割れたガラスを交換してみた でiPad2のガラスを交換しましたが、今回は後継機「iPad 3」となります。
iPad2と3では多少内部構造が異なりますので、興味があれば比較して頂ければと思います。

作業手順

パーツ・工具を用意

今回用意したパーツ、工具
・iPad 3 ガラスパネル(HOMEボタン付)
・iPad 3 ガラスパネル用両面テープ
・コーキングヘラ
・精密プラスドライバー、ダストブロア(写真には写っていませんが)
パーツ・工具

電源をオフにします

電源オフ

両面テープを剥がす

iPad本体とガラスパネルの間にコーキングヘラを入れ、、内部の両面テープを剥がします。
Point

  • 強力両面テープが使用されています。
    予めドライヤー等でガラス面に熱を与え粘着力を弱めた方が、作業効率が上がります。
  • コーキングヘラは1〜1.5cm以上は本体に差し込まない方が良いでしょう。
    差し込みすぎると内部の液晶パネル等に傷をつける場合があります。
  • ヘラで両面テープを剥がす

    ガラスパネル取り外し完了

    ガラス取り外し完了

    液晶パネル取り外し

    液晶パネルを固定している四隅のビスを外します。
    ビスを外す
    赤丸部分のディスプレイコネクタを引き抜き、液晶パネルを取り外します。
    液晶パネル取り外し
    液晶パネルを取り外した後
    液晶パネルの取り外し後

    ガラスパネル入れ替え

    赤丸部分のコネクタを引き抜き、古いガラスパネルを取り外し、新しいパネルと入れ替えます。
    パネルコネクタ
    コネクタのラッチはコーキングヘラ等を利用し「Open状態」にしないと抜けませんのでご注意ください。
    分かりずらいですが、ラッチが基板から90°立った状態がOpenです。
    ガラスパネル入替後、Closeに戻す事をお忘れなく。
    ラッチ
    新しい両面テープを張り付け、液晶パネルを元通り取り付けます。
    コネクタ部
    最後にパネルを閉じ、隙間ができないようガラスパネルの上から指で押さえれば完了。
    パネルを閉じる前にダストブロアで内部のホコリ除去を忘れずに。
    作業時間:約1H
    完了

    ビフォーアフター

    交換前
    before
    交換後
    本体筐体の打痕が目立ちますが、パネルはキレイになりました。
    after
    AppleStoreの修理料金は、約¥30,000(2015年9月3日現在)
    今回購入したパーツはAmazonで約¥3,000ですので、多少コスト削減に貢献できたと思います。
    ただし、簡単そうに見えますがかなり神経を使う作業です。
    オススメはしませんが、本記事やネットの情報を参考にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

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