2015年2月18日: 「せかい」 をめざす・・・・・?

【ガーデンプラス事業部 ニシモト】
トミモトさんの沖縄の写真に癒されました。 沖縄移住・・・素敵な夢ですね。
DAブログバトンがまわってきたとき、長男の2分の1成人式もあるし、次男の幼稚園最後の発表会もあるなあ、と考えていたのですが・・・
2分の1成人式は明日。次男の発表会は明後日でした・・・。
というわけで、明日2分の1成人式を迎える長男が、4月から通う、ひょうごジュニアスポーツアカデミーのことを書くことにします。
出会いはちょうど1年前の今頃。
長男のランドセルから見つけ出した一枚の手紙。
アカデミー生募集.JPG
(自分から手紙を出すことはしません。ランドセルから探し当てました。)
ひょうごジュニアスポーツアカデミー生募集。
将来のアスリートを育てるプログラムが無料で(!)受けられる、というもの。
このような手紙は時々あるものの、活動が土日のものは野球と重なるので、
いつもは捨ててしまうのですが、これはなぜか気になって取っておきました。
というのも、当時息子のことで悩んでいたからなのです。
野球の試合中、ストライクがはいらなくて泣き、味方のエラーで怒り、
審判の判定にも怒ってヤケになってしまう息子。
感情を抑えられず、ひどいときは試合途中でやる気さえ失ってしまう・・・
チームには迷惑をかけるし、どうすればメンタルが強くなるのかと
悩んでいました。(私が)
とりあえず勝手に申込み、野球を休みたくない、とあまり気の進まない息子を無理やり選考会に連れていきました。
どういう理由かわかりませんが、とにかく合格して参加することに。
迎えた開講式。
「君たちは、学校の運動会で一番になるためにここにきているわけではありません!
世界を目指してください!
お父さんお母さんも今すぐ意識を変えてください!」
といきなり、松岡修造並の熱さ。
せ・せかい・・・?
息子が試合で泣かないようになればいいな、と思って申し込んだのに、目指すは せかい?
とはいえ、この活動。親にも子にもとってもためになること満載なのです。
その一部をご紹介します。
【ゴールデンエイジのためのトレーニング】
ゴールデンエイジ、とは9歳ぐらいまでの子供のことで、運動の習得にもっとも適した時期なのだそうです
(9歳て、長男はすでに終了・・・?という疑問には目をつぶります)
この時期、まだ成長段階の子供の体のためにも、ひとつのスポーツに決めるより、いろいろな動きを体で覚えることが
将来につながるそう。
アカデミーでは、6月から7月にかけて、6週間集中プログラム、と題して、特にスピードや俊敏性などを鍛える、
この時期に習得すべき動きの為のトレーニングをしていただきました。
【保護者プログラム】
3日分の食事メニュー、食材や調味料の分量まで細かく提出し、その栄養を分析して頂きました。
子供の10年後の体は今の食事で決まります!と言われて、その責任の重さを実感。。。
栄養指導.JPG
それにしてもこの3日間の食事の豪華だったこと!
他にも、ケガを防ぐためのコンディショニングマッサージ(毎晩息子にしてます・・・)や、
あきらめない心を育てる講座(←これこそ!!)など、いろいろ親も勉強になります。
【夏の合宿】
ロッククライミング(雨のため体育館でのボルダリングに変更)やツリーイングなど、ハードなメニューの2泊3日。
そのなかでも、朝の散歩や食後のちょっとした時間にもいろいろと課題が出たようです。
例えば。。
課題1  
コンクリートブロック2個(400×400mm)の上に、4年男子(11名ほど)全員乗りなさい!
→制限時間内にクリアできず・・
私「全員片足で乗ったら?」 息子「やってみたけど失敗」 
私「肩車するとか?」 息子「それは禁止」
難しい・・・
課題2  
3mの平らな壁を全員のぼりなさい(上は盆踊りの櫓みたいに上れるようになっている)
→クリア
最初はおんぶしたり肩車したりして、最後の一人はジャンプしたところを上から数人で捕まえたそうです。
親なら、危ないからやめなさい!と止めたくなるような遊びですが。。
頭をつかって考える事、みんなで協力して達成するのが目的だそうです。
なるほどなあ・・・と感心させられること多々。
学校も、しているスポーツも違うし、会うのは1か月に2,3回なのですが、このころにはメンバーみんな
すっかり仲良くなっていました。
息子の帰りを待ち遠しく感じていた私。
帰ってきた息子は、「もっといたかった〜!」
【競技体験プログラム】
いろいろな競技を体験して、いろいろな動きを身につけるとともに、適性を探すためのもの。
兵庫県2位の魚崎小学校ミニバスケットボールチーム、 プロフットサルチーム、 
女子ソフトボールチーム・・・など、プロや一流の選手たちに直接指導して頂けます。
自分は野球!と決めている息子。
最初は、なんでバスケするの?と言っていましたが、純粋に楽しいだけではなく、さすが強豪!と
思える選手たちの動きに、いろいろと勉強になるようです。
【運動日誌】
子供たちは毎日日誌を書き、2週間に一度コーチに提出します。
毎日体重をはかり、その日にした運動時間と内容を書きます。
年に数回の体力測定とともに、データ化していただけるようです。
たとえば、急に身長がのびると、一時的に短距離走のタイムは伸びなくなる・・・など、体の成長と
運動能力の発達は関係が深いので、それを分析するためだそうです。
コーチたちは、ご自身がアスリートであるだけではなく、大学等でスポーツは発達についての研究をしている方が
多くいらっしゃいます。
ケガや体の痛みなどについても、相談にのっていただけるので、安心です。
運動日誌.JPG
息子の汚い字と丁寧なコーチのコメント.JPG
それにしても汚い字。スポーツする前にひらがなの練習が必要です・・・
こんな汚い字を読んで丁寧にコメントしてくださるコーチたちに感謝です。
息子にとってだけではなく、親もいろいろと勉強になった一年でした。
さて。
このアカデミーに応募したきっかけ。
息子は試合中に泣かなくなったか??
・・・・・・
まだ泣きます。でも、前よりずいぶん我慢できるようになりました。
何よりも、そこが自分の最大の課題だと自覚できるようになりました。
 
今の息子の目標は・・・
「あきらめない!」
ちなみに、私の目標?は・・・
「泣いてもおこらない、口は出さない、応援だけする!」
親子ともに成長できるよう頑張ります・・・
スポーツ好きのお子様をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
新4年生での応募がチャンスです!
ところで、最近になって、息子が泣く理由についてある疑惑が・・・
先日、ドラマスペシャル「永遠のゼロ」を見た息子。 泣いたそうです。
まさか・・・ただ、涙もろいだけ・・・??
やはり男子は理解できません(涙)

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