2014年4月22日: 溢れ出る母性の行き場

【ガーデンプラス事業部 広域店 シモオ】
みなさんこんにちわシモオです。
前回のペンキブログから4か月。早いものですね。
寒い中オシルコ食べながらベランダでペンキ塗りをしたのが懐かしい。
季節は変わってもう春ですね。
無理やり春ネタぶっこんでみようかと思いましたが特に何もありませんでした。
でもでも、この前サクラ色のペンキを購入しましたよ。んで、また一人で塗りましたよ。
今シモオは春ネタを無理やりぶっこみましたよ。
ちなみに今週末、友人の事務所の内装をカラフルにペンキで塗ろうパーティーがございます。
養生敷いてツナギきて本格的なヤーツーです。
あと一週間早ければ今回のブログネタはそのペイントパーティーだったのに!!
でも今回は、ペンキではなくてベリーアートのおはなし!


ペンキが終わったかと思えば、今度は何言い出すんだシモオ。なんて思わないでください。
みなさんベリーアートってご存知ですか?
簡単に言えば妊婦さんのお腹にするアート、
これから産まれてくる赤ちゃんの安産祈願のおまじないも込められたアートです。
今回は友人の妊婦さんに頼まれ、
予定日は4月の末(もうすぐです!)なので、一か月前の3月末に開催されました。
そしてやるからには本格的に撮影もしたいよね!という訳で、
カメラを趣味をしている友人に撮影をお願いしました。
スタジオはカメラ趣味の友人宅。
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趣味のレベルを超えた道具たち。(カサみたいなやつとか銀色の円盤とか)
シモオの周りはレベルをぶっ飛ぶのが得意な友人が多いんです。
壁にシーツをかけて、簡易スタジオの完成。
今回は イラスト:シモオ 撮影:友人 の共同作品に。
とりあえず、ペイント前にも撮影しようって事で、ひたすらシモオは撮影助手に回ります。
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銀色の円盤を傾けながら、ただボーっと立っていたり、
モデルの表情が固いから「最近あった面白い話してよ」なんて無理難題を押し付けられる訳ですよ。
「じゃあもう何でもいいし、浦島太郎の話して」
悔しいけど従うシモオ(しかもちゃんと話知らない)
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で、結局サムイ感じになったので途中から存在を無視されて、
小物を使って撮影しだす二人の図。
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挙句の果てに「もう銀色の円盤(正式名称知らない)持たなくていいよ」と言われる始末。
デキナイ子認定されてます。
こんなメンタルでちゃんと描けるかしら、なんていつまでも落ち込んでいられません。
何を描けばいいんでしょう、ここで初めて悩むのです。
キャンバスは生身の人間ですからね、しかも球体。
内側からおもいっきし蹴られるリスクもあるわけです。
「どんな絵がいい?」「なんでもいいよ!おまかせで!」
デマシタ言われて困る返事NO.1「オマカセデ」
おまかせって言ってもさ。。。お腹に描くわけだしさ。。。カワイイ感じにしなきゃダメとかあるじゃん。
絶対ウサギの顔から足生えちゃだめじゃない。そういうのあるじゃない。
話がまとまらないので過去にシモオが描いた絵の中でどんなタイプがいいかだけ選んでもらう事に。
そしてそして、「こんな感じ!」とのお言葉を頂いたのがこのスケッチ。
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子供が見てわくわくするような、カラフルで元気な感じのがいい!
という訳で早速ペイントに入ります。
といっても本当に本当にどんな図案にするかなんて、筆を持つまで何も考えていない訳です。
筆が動くままに、というとちょっとスカしててキモイんですけど、でも本当にそんな感じです。
何も考えずに筆を動かしたって、その時のソウルで作品は完成するんじゃね?
(的な中2病ならぬ初期芸大病)
・・・。
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そんな人生は上手くいくものではありませんでした。
当たり前だ。上手くいっていたら私は今頃天才画家だ。
こんにちわレモンマンです。ナカヨクシテネ。
という冗談は通じず、そそくさと浴室に向かいシャワーで流す妊婦。
いやだよね。やっぱこれはいやだよね。ゴメンナサイ。
で、いろいろ描いて描いて描いて。。。
こんな感じに仕上がりました。
(ちなみにシモオはレモンマンのほうがお気に入り)
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初めて触る臨月のお腹は、とても温かくてパーンと張っていて。
時々赤ちゃんがうねうねっと動くのです。
そんなお腹に筆を走らせるのは、本当に神聖な行為な気がしました。
そして、こんな素敵な経験を味わせてくれた友人にも感謝です。
女性の身体ってスゴいですよね。
10カ月かけて、自分と同じ形の生き物を胎内で育てて、産むんですよ。
自分に子供が授かったとき、一体どんな気持ちで、毎日を過ごしていくんだろう。
不安より何倍も大きい期待が毎日毎日増えていくのだろうなぁ、本当にいろいろなことが頭に巡りました。
レモンマンの存在がなかったかの様な気持ちになってしまう訳です。
感動するのにレモンマンは要らなかった。
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産まれた子供が大きくなってこの写真を見たとき、
あなたの誕生を心待ちにして頑張ってくれたお母さんやまわりの人の想いを、どうか感じ取ってくれます様に。
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