2014年1月29日: “I live in Edo.”

【ソリューション事業部 ミヤケ】
タイトルの英文。これは別に、僕が江戸に住んでいることを指し示すものではない。
ちうか、住まいは東大阪だし、職場については神戸・六甲アイランドである。
ではなぜ”I live in Edo.”なのか。
これ、最近になって知人から教わった、
ミスタージャイアンツこと長嶋茂雄の名言なのである。。。


彼は学生時代、
とある状況下で何を思ったのか”I live in Edo.”と答えた。
どんな状況だったか。
大学時代にあった英語の試験での出来事だったらしい。
長嶋といえばミスターとしてプロ野球界に君臨する前は
立教大学野球部主将として六大学野球でブイブイいわしてた
ツワモノである。
その立教大学の英語の問題で(入試ではない)、
「私は東京に住んでいる。これを過去形で書きなさい」
という問題が出たそうだ。
中学生には申し訳ないが、中学生レベルだ。
伝聞による情報なのでどこまでが真実かは分からない。
正直、立教大学ともあろうところがそんな出題を本当にしたのかは
にわかに信じがたい。しかし、通説というか伝説というか、
とにかくこの点を鵜呑みにしないことには話が先に進まないので
思い切って信じてみよう。。。
この問題の解答。凡人であれば
I lived in Tokyo. のハズだ。
しかしミスターは違う。
I live in Edo. なのだ。
自分は現在形のまま、時間軸だけを過去に動かしてしまったのである。
器のデカさを感じずにはいられない。スターの輝きを感じずにはいられない。
そもそもである。
宇宙にある星の光というのは、何万光年何億光年という時を超えて
地球に届き、我々の目に見えているわけだ。
ミスターはスーパースターだ。というわけで、そんな星の輝きを
持つ人にとっては100年そこらのタイムスリップなんてペン先ひとつで
チョチョイのチョイ!なわけなのだ。凡人の理解を超越している。
と、そういうことが非常に伝わるエピソード。
さて、そんなわけでミスター語録をちょっとネットで引いてみた。
以下に抜粋して列挙していくが、もはや天才ではなく神の領域である。
■それはいわゆるブック的なものですか?
 →どんな本を読みますか?という質問への回答。
■「テヘ」
 →英語の「the」をこのように発音。
■来た球を打て!
 →この一言で、ミスタータイガース掛布雅之がスランプを脱出。
■How old おいくつ?
 →オーストラリアの水泳選手イアン・ソープへの質問。
■魚へんにブルーだっけ?
 →「鯖」という漢字についての回答。
■昨日も午前2時に寝て、午後5時には起きましたからね。5時間も寝れば十分です
 →日付変更線をまたいでもなかなかこんな間違いはできない
■オレはまだ一度もバースデー・アーチを打ったことないんだよな。なぜなんだろう??
 →ミスターの誕生日はシーズンオフの2月。
ほんの一部を抜粋してみたのだが、
いかに神がかっているかが一目瞭然でお分かりいただけると思う。
その一方で、この自由すぎる発想と漂ってくる空気感を、
少しばかり羨ましいとも感じたり。。。みなさんはどうお感じだろうか。
「いい歳こいて頓珍漢なこと言うて。。。」と呆れるよりも、実は
「いいなあ、自由で。人生楽しそう」と思われる方が、
思いのほかいてるんじゃないかなと勝手に想像している。。。
そういえばちょうど一年前、
近所の飲み屋の娘(当時中3)が、受験ヤバいから勉強教えてくれと
泣きを入れてきた時、見てやった英語の問題で
「Umeko」を「ユミコ」と日本語表記してしまうという
英語以前の間違いに遭遇したことを思い出した。。。
あ、「zoo」の日本語訳に「200」と書いてきて
真剣に説教したことまで思い出した。。。
社会では「明治維新は何年におきた?」と尋ねると
「それって郵政民営化より前?後?」と聞かれたことまで
思い出した。。。
冒頭の”I live in Edo.”ではないが、
せめて頭の中だけは自由に、距離を飛び越え時間を飛び越え
自由気ままに過ごしてみたいものだと歳を重ねるにつれ思う。
さて、最近の僕の頭は何で充満しているか。
「古事記」「東アジア史」「ごちそうさん」だ。ほぼこの3つ。
とにかく仕事から遠く離れた分野に触れることで頭の中を解放している。
「ごちそうさん」なんてほんま、完全にオアシス。
とくに和枝姉さんが登場すると心臓バクバクである。
あそこまで突き抜けたら気持ちええやろうと思う。
“I live in Edo.”
今晩はこの言葉を胸にちょっと脳内で旅行をしてみよう。
旅立つ直前に金縛りに遭わないことを祈りつつ。。。

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