2012年12月17日: 散歩

<ソリューション事業部 マツダ>
数年前から大阪市に居住している私ですが、未だに近所の事をよく知りません。
そんなこともあり、衆院選の投票に出かけたついでに近所を散歩してみました。


◆まずは【杭全神社】
大阪に来て初めて知りましたが、杭全=クマタと呼びます。
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夏のだんじり祭の際は、近くの国道が通行止めになる位に賑わいます。
ここには初詣で一度訪れただけで、その時は人が多く気が付きませんでしたが、本殿は写真のさらに奥にあります。
◆本殿
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何気に室町時代の建築物でした。
大坂冬・夏の陣より以前の建築物が近所に残っているとは、驚きです。

※この辺りは自治都市が形成されていたものの、戦国時代に織田信長に脅されたため、環濠を巡らせて襲撃に備えたが、結局は織田信長に屈服した。
豊臣時代になると、町の有力商人は大坂・天王寺村へ移住させられ、環濠は埋めさせられた。
これらの理由から、後の大坂の役では徳川方に付き徳川家康の陣がもうけられた。
その後、戦で荒れ果てた町の再整備を行い環濠も再度掘り直された。

以上、Wikipediaより引用。
では、次の場所へ
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◆大念佛寺
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広大な敷地内にある本殿は、大阪府下最大の木造建築。
日本最初の念佛道場だそうです。
息子が通っている場所ですが、念仏の修行に行っているわけではありません。
◆Bar(江戸時代の町屋を利用)
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◆新聞販売店(明治時代の建造物)
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この辺り、大坂の役以降は先の大戦でも被害を受けなかったため(マツダ調べ)、現在でも江戸時代に建てられた町家が並び、古い街並みを温存しています。
町割は400年前に整備された状態のまま。
江戸時代の建築とはいえ、一般の民家ですので写真は撮影していません。
◆商店街
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シャッターが閉まったままの店があるものの、生活に必要な商品は大まか揃う商店街。
店内から玉の音がする店が一軒もない純朴さが特徴。
自販機はお決まりのサンガリア。
◆商店街を進むと地獄巡りで有名な?全興寺
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本堂の堀には、
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メダカが泳いでいました。
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猫と遭遇し
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地獄堂へ
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地獄巡り(意外とリアル)
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閻魔様に賽銭箱・・・
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地獄の音が聞ける石・・・・・
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金曜夜の某番組で取り上げられそうな寺ですが、駄菓子屋さん博物館も併設されており、時折、昔ながらの紙芝居も開催されています。
自転車でやってきて、終了後に水あめを販売する紙芝居ですね。
結局、投票込みで2時間近くも散歩してしまいましたが、この辺りは大阪市内でも珍しく昔が残る場所です。
昔の文化や街並み・遊びを今に残そうと街ぐるみで取り組みをされていますが、観光地化していない分、生活の一部にそれらが自然と溶け込んだ街だなと少し発見。

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