2012年12月11日: 音楽について深夜のひとりごと

【ソリューション事業部 アサイ】

今回は何を書こうかと考えながら、PCの写真を見返していたのですが、
2011年で止まっており、今年は本当にどこにも行っていないことに気づきました。

連休は好きな京都や奈良に行ったり、長期休暇は北海道や沖縄等に旅行していたのですが…(´・ω・`)

そういえば、先日、音楽フェスに久々に参加してきました。
『electraglide』というクラブ・ミュージックのフェスで、21:00からのオールナイトで、海外アーティスト8名がライブしました。

木枯らし吹きすさぶ中、誰もいない南港はATCホールに向かい、そこから一晩中踊り明かしましたと言いたいところですが、歳と当日の体調不良もあり、後半は座って友人と始発まで喋ってました。
オールナイトという事もあり、会場のあちこちに戦死者がゴロゴロと横たわっていたのですが、そうなる事は無かったので、自分もまだまだいけるなと思いました。

(と、ここで当日のライブ映像や写真をアップしたいところですが、諸事情により載せれませんのであしからず…)

クラブ系や打ち込み系の音楽を聴かない方は多いかと思いますが、デジタル技術の進歩により表現の幅が広がり、面白い音を作るアーティストが次々出てきていて、個人的に耳が離せないジャンルであります。

そんな一方で、ジャンル的に閉塞してるな〜と感じるのは洋楽ロックです。
決して良いアーティストがいない訳ではないのですが、打ち上げ花火のように短命に終わってしまいます。

(先導すべきロック雑誌も懐古主義になってしまい、いつ見ても90年代以前の大御所バンドの特集をしています。)

僕が高校生の頃には、オアシスという人気バンドがいました。
個人的には、それ程よく聴くバンドではありませんが、聴くといつでも色褪せない良さがあります。

20121210-Liam-Gallagher.jpg

オアシスのフロントマン、リアム・ギャラガー(オアシス好きの友人の結婚祝いに描きました)

ただ、これには時代的な背景もあるのかもしれません。

僕が高校生くらいの頃は、音楽の情報源というと雑誌かラジオくらいしかありませんでした。僕は、毎月雑誌の新刊が発売されると、片っ端から読み漁って、アーティストのインタビューやアルバムレビューから、発売前のアルバムの音を妄想して発売日を楽しみにしていました。

当然ながら、そうなるとメディアに露出の多いアーティストが注目されます。露出できるアーティストは、レコード会社やメディアがお金をかけてプッシュするアーティストのみです。そうなると、当然情報はメディアによって偏り、それがブームやムーブメントにつながっていたのではと。

それが今では、ネットさえあれば、誰も知らないアマチュアアーティストからメジャーアーティストまで検索でき、なおかつ無料で曲が試聴できます。はっきり言って音楽雑誌いりません。文字から音を妄想する必要も皆無です。そうなると、情報を握るのはリスナーになり、リスナーの数だけ傾向が多様化し、結果ビッグバンドが生まれにくくなったんではと思ったり。。。

とまぁ、色々と書きましたが、ロックの停滞は、実はどうでも良かったりします(・∀・)。
いい曲が良いのは今も変わらないですし、何より情報が沢山入ってくることや、メディアがCDからデータになったことでパッケージ単位での購入(捨て曲の購入)も必要なくなり、音楽と接する敷居が下がりました。聴けば全てわかります。音楽評論家の批評も必要ありません。要るのは自分のセンスだけ。

以上、実は時代の進歩にしみじみ喜ぶ中年の戯言でした。

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