【デジアラホールディングス 人事部 オオクボ】 ミヤウチさんから、皮下脂肪が重い、 おなかの肉が溢れる上司と紹介いただきましたオオクボです。 身に余る光栄です。 さて、毎日暑いですね。 特に最近は、通勤電車が苦しいです。 温度設定がかなり高くなっているような気がします。 電気代も値上がりしているからでしょうか。
先日も電車内でもがき苦しみながら暑さに耐え、ようやく扉が開き 一歩車外に踏み出した時、ぐにょっ。足首が横に曲がりました。 痛くて前屈みになった私は、後続の人たちの降車の邪魔だったのでしょう、 お尻の辺りを押され、前のめりにホームに転がってしまいました。 コロコロ転がる私の様子は可愛いはずなのに、 容赦ない言葉が飛んできました。 「もう、邪魔」 「グズグズするな」 「このくずが、、、」 グズ、、、くず、、、 悲しい気持ちになりながら、ふと頭に浮かびました。 そうだ「葛」を食べよう。 というわけで今日は、くずを使った涼菓をご紹介します。
まずは、わらび餅が名物の京嵯峨野竹路庵の「くず餅」からご紹介。塩味が効いたこしあんを喉ごしのよいくずで包んだ 見た目もみずみずしく涼やかなお菓子です。 また覆った竹の葉の香がほのかに残る、 目にも味にも香りにも楽しめる一品でした。 お次は、福壽堂秀信さんの「葛あずき」です。
こちら今年も6月から販売開始となった夏の人気商品です。 私は冷蔵庫で少し冷やしていただきました。 葛羊羹に覆われながらも、小豆一粒ひとつぶの甘みが しっかりと感じられる一口サイズのお菓子でした。
そろそろあんこ以外も食べたくなったので、 金沢の森八さんの「季すずやか(青梅)」を紹介します。封を開けたらふわっと梅の香が漂い、 見た目も香りも爽やかなお菓子です。 加賀藩御用達の宝達葛を使った葛饅頭が、 透明の和風ゼリーの中に浸かっています。 以下にも涼し気で、梅の酸味も葛とよく合っていて、 スルっとなくなってしまいました。 まだまだいきます。
今度は銀座あけぼのさんの「濃茶本葛」です。あけぼのさんすいません。 写真、美味しそうに撮れませんでした。 でも、味は申し分なし。 名前の通り濃い抹茶と本葛粉が交わった滑らかな舌触りの中から 大粒の小豆が出てくる面白いお菓子です。 抹茶の苦みと、小豆の甘さが絶妙です。
最後は浪芳庵さんの「冷えとろまん」です。こしあんの上品な甘さと、とろっとろの葛の触感が 口の中で交わり、つるっと喉に吸い込まれ、 あっという間に3つともなくなりました。 あんが少なく、まわりの葛が多いので、 とても食べやすかったです。 容器も凝っていて目でも楽しめました。 --------------------------------------------------- また、ある夜 ぷるぷるの葛まんじゅうを食べ切って、 水ゼリーだけが残ったガラスの器を見つめているとふと、 自分の顔から2つ、ぽろっと何かが器に零れ落ちました。 一瞬、目の前が真っ暗になりました。 でも、すぐまた、視界が広がると 器をのぞき込む自分の顔が近くに見えました。 ~ あれ、両の眉毛の下が空洞になってる ~ まぁ、いいか。 つるっとおいしくいただこう。 --------------------------------------------------- というわけで、明日は社長室に今年入社された、 とても素敵な声の持ち主の方にバトンを託します。 「ジェットストリーム」 と、いつか耳元で言ってもらいたいです。 それでは、ダンディーにお願いします。