2023年7月4日: ワカメとカキツバタの共通点

【デジアラホールディングス ササキ】

ナガシマさん、バトンありがとうございます!すごく素敵な旅館ですね。

昨年度はブラザーでした。初めての後輩との関わり、内心ドキドキしていましたが、私が学ぶことも多く、とても楽しい1年でした。

いつも素敵なナガシマさんに褒めてもらえて嬉しいです(*^-^*)

お気に入りのお洋服をひたすらローテーションしています。

ちなみに食べ物も、同じものをずーーーーっと食べ続けるタイプです。

音楽もTV番組も、だいたい同じものを聴いたりみたりしています。

 

さて、いつもみているTV番組で、先日、わかめ特集をやっていました。(育てる~お料理まで。肉厚で美味しそうでした~(^^))

その中で、「われから」という生き物が登場しました。

わかめの表面についている、数センチのエビみたいな生き物で、見た目が海藻にそっくりです。

さてこの「われから」、どこかで聞いたことありませんか?

 

枕草子「虫は」でした。

虫は すずむし。ひぐらし。てふ。松虫。きりぎりす。はたおり。われから。ひをむし。蛍。

 

「すずむし」が現在でいう「松虫」であることなど、有名ですね。この後に蓑虫や額づき虫の話が続きます。

……で、この「われから」。虫の章に出てきますが、わかめに付いている=海に住む生き物。

なぜ虫の章に出てくるのか?そのうえ、宮仕えしている清少納言の目に留まって、鈴虫や蛍に並んで挙げられるほどのものなのか?

当時は海藻食文化が盛んだったのか、それとも現代は海藻を洗う技術が進歩したのか。

ちょっと調べてみると、「われから」は枕草子より100年ほど前につくられた古今和歌集にも出てくるほど、当時は当たり前のものだったみたいです。古今和歌集から本歌取りされた歌が、伊勢物語にもありました。

現代にも普通に生息はしているようですが、少なくとも私は、売っているわかめに付いているわれからは見たことがありません。現代技術に感謝。

 

そんなこんなで平安時代に思いを馳せ……、先日思い立って、京都御所に行ってきました。

まずはお昼、ラーメンで腹ごしらえ。Japaneseまぜ麺MARUTAというお店です。

上品で素材を大切にしている感じのまぜ麺、ピリ辛で美味しかったです!写真はパクチー追加。店内がおしゃれでした。

京都御苑、とにかく道が広い。都会では滅多に見ないように思います。砂利の白と、道の脇に植わっている木々の緑と、空の青のコントラストがなんとも美しいです。

建礼門、紫宸殿、左近の桜と右近の橘(本当に植えられてるんですね)……、建物もお庭もとても綺麗でした。

5月中旬、人も少なく、ほどよい気温。桜も紅葉もありませんが、新緑がとても綺麗でした。

桜も紅葉も無く、向日葵ももう少し先なこの季節といえば、紫陽花も見てきました。@神戸市立森林植物園

この写真は植物園に入園する前ですが、植物園の中には一面の紫陽花が植えられていました。三宮からバスが出ていますので、皆様も是非。

自然の中で食べると、こういうご飯がより美味しく感じます。@植物園内の売店

 

売店近くで枯れる間近のかきつばたを見て、「伊勢物語で、かきつばたの有名な句があったような…」と思ったところで、古典に戻ってしまいそうになったので、このあたりで締めたいと思います(*^-^*)

お次は、最近社内研修で仲良くなった、とても可愛い後輩です!

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