【デジタルアライアンス ヒラモト】
ウエハラさんバトンありがとうございます。記事の内容は三行目あたりからもうわかりませんでした。
お久しぶりです。ウエハラさんと同じ部署のヒラモトです。
皆さんコロナ渦をどうお過ごしでしょうか。最近の私はというと、ホテルに軟禁されたり、右ひじを6針ほど縫う手術をしたり、一人で大雨の広島駅にいたりと色々あったのですが、不思議とどれもブログに書くには不相応な内容でした。。
そこで、新卒で紛れ込んだのがたまたまweb(SEO)の会社だったからという理由でこの業界にいるだけの私ですが、たまには「webの人」というのをアピールするために、今回は普段使っているだけではわかりにくいGoogle検索のすごさをご紹介したいと思います。
みんな大好き「江口洋介」について検索したとしましょう。
⇓検索結果がこちら
まず①部分に江口洋介のWikipediaが出てきます。江口洋介の事を生い立ちから出演作品まで、多くの江口洋介に関する情報が記載されているため、Googleはこのページを表示させています。ここまでは当たり前です。
すごいのはここからで、②部分をご覧ください。江口洋介の様々な顔写真と簡略的な情報表示されています。この部分を見れば、江口洋介の顔や年齢を調べたかっただけという人はどのサイトにも入らずに江口洋介情報を得ることができます。
これは、Googleがどこのサイトにも入らずに、ユーザーが得たい情報を得られる検索結果画面を目指いしているためこのような表示がされています。
最後に③部分は、Googleが検索キーワードに沿って取り上げられているニュースを表示してくれています。
私がSEO業界(検索結果の順位を上げる仕事)に入った7年ほど前には②③部分のほとんどありませんでした。当時はWikipediaを出しときゃいいだろって感じでした。(個人の感想)
ここ数年でGoogleはよりユーザーが検索したキーワードを深読みして、より最適な答えを検索結果に表示させようと進化を遂げているのです。
イメージでいうとこんな感じです。
続いて私がおばさんにどうのこうのでお馴染みの「江口洋介の嫁」について検索したとしましょう。
はい、もうすごい。ジーニアスって感じです。実は一昔前と比べるとすごい進化をしています。
検索キーワードには「江口洋介 嫁」としか入力されていないのにも関わらず、Googleは「森高千里」を検索結果画面に自信満々に表示させています。
「森高千里」というキーワードが入力されていなくても、「江口洋介 嫁」というキーワードで「森高千里」の事をユーザーが知りたがっているとGoogleは解釈できるのです。
なぜこのような事がわかるのでしょうか?Googleは江口洋介の嫁が森高千里だということを理解している訳ではありません。答えを知っている訳ではないのです。
「森高千里」を導き出した方法、それは過去に「江口洋介 嫁」と検索したユーザーたちのweb上での行動パターンです。
これまで何千何万という「江口洋介の嫁」と検索をしたユーザーの内、大多数が「森高千里」のことが書かれているページを見て満足して検索をやめている、という行動履歴から「森高千里」を表示するという選択をしているのです。
Googleは、私たちが検索キーワードを入力して、どのようなページに入り、出て、検索し直して、また入ってという行動をすべて記録しています。
そのユーザーの行動パターンから検索キーワードに最も適したページや画像などの情報を表示しているのです。
イメージだとこんな感じです。
ただ江口洋介と森高千里と二人ともが有名人で、よく検索されているからこの検索結果が表示されます。
なのでオリックスの大城選手で「大城滉二 嫁」と検索しても、森高千里のようには表示されません。
ここまでGoogleのすごさを紹介してきましたが、本当に紹介したかったのは、Googleは答えを知っている訳ではないという事です。Googleは書かれている内容は理解できます。ほとんどの言語も理解できるでしょう。ただ正しい事が書いているのか、間違った事がGoogleは判断することはできません。あくまでこれまでの情報を基に検索結果を表示させています。もし総理大臣は江口洋介という記事が世界中にあふれて、検索した人々が江口洋介が総理大臣と納得した行動をとったのならばGoogleは総理大臣を江口洋介と表示するでしょう。
ネットに書かれている内容を何でもかんでも鵜呑みにするのは危険ですってお話でした。
私がこれまで書いた内容も嘘だという可能性もあります。
最後に検索結果に関連したクイズ!!
Googleで「出口」と検索するとYahoo!のトップが表示されます。出口というキーワードが入っている訳でもなく、辞書よりも先頭にYahoo!が表示されるのはなぜでしょうか??
答えが気になる方はGoogle検索してみましょう!
さて長くなりましたが続いては、関西では珍しい同じ野球チームファンの方にバトンをお渡しします。
最近は野球談議ができていないので、またどこかで前半の統括を一緒にしたいと勝手に思っています(笑)