2009年7月31日: 誕生のとき

チャネル事業部 齊賀
 
やはり お子さんのいる家庭では クワガタやカブトムシが
人気者のようですが・・・
我が家では 忘れもしない2年前の夏・・・
息子が大事に育てていた カブトムシの幼虫が土中で部屋を作り さなぎになり
あとは 絶対に部屋を壊さないように そっと見守るだけ・・・
というところまで いったある夏の夜
何を思ったのか 末っ子が飼育ケースを持ち上げ 落っことしてしまいました><
ごめん ごめん と 末っ子。。。
なんでっ なんでっ と 息子。。。
二人が泣いてるからと 泣き出す おねえちゃん。。。
一瞬にして 修羅場と化した不幸な出来事がトラウマとなって
二度と 飼育ケースの出番は来なくなりました
とはいっても 夏休み
観察の一つや二つはやってみよう!
そこで お手軽なのが せみの羽化
夕方 土から出て木を登ってる幼虫を捕まえてきて カーテンにつけます
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意外と早く 7時半に羽化が始まりました
まず 背中の殻が割れて セミが出てきます
半分ぐらい出たところ
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どんどん出てきて とうとう お尻だけ殻の中
その時の状態は このように なぜか思いっきりのけぞってます
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このままじっとしてるので 落ちるんじゃないかと ハラハラします
しかし 10分後 なんと 腹筋(?)を使い ぐっぐっぐっ と 上に上がってきます
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最初は ちっちゃな 緑の羽ですが
しばらくすると なんとも美しいペパーミントグリーンの羽に変わります
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美しいでしょう?
夜の間に あの見慣れたセミになって 羽化完了!
(写真は 美しくないので 割愛します・・・)
何度見ても あの 見事な腹筋と とても神秘的な色が たまりません
そして 自然の中で こんな姿をさらすなんて なんて 無防備なんだろうと思います
ということは 真夏の太陽の下 元気いっぱい泣いているセミは
ほんとに 万に一つの確立で生まれてきたのではないか・・・
土の中で 7年生きるだけでも 大変なことなのでは・・・
なぁんて 考えちゃいます
でも セミを見て 愛おしいとは決して思いませんがね・・・
そういえば 誕生前に とんだ災難にあった カブトムシですが
その後なんとか 誕生したものの 
すぐにひっくり返り 何時間もそのままという障害を持ちながら
なんとか ひと夏 過ごしました
でも 一生懸命餌を食べ 土にもぐっていく姿は
息子にはかえってかわいく思えたようでした
このように 決して簡単ではない誕生から
何かを 感じ取ってくれるといいなぁ なんて思う夏休みです・・・

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コメント

  1. matsu より:

    すごい!
    生で見ると更に神秘的なんでしょうね。
    カーテン留めもかわいいです。