2009年3月9日: オススメボン教えてください!

花粉がスゴすぎて明日を見失いそうになっているテラダです。
突然ですが、私は小説が大好きです。危ないですが歩きながら読んでしまうくらい大好きです。
マンガももちろんよく読むのですが絵がメインである以上、物理的にボリュームが少ないので、普段はカバンに2,3冊小説を入れています。
むしろ小説持っていないと不安で外出できません。
その中でテラダが1月〜3月の間に読んだ面白かった小説3冊をご紹介します。


nullスカイ・イクリプス-森 博嗣
最近やっと文庫本になったスカイ・クロラシリーズの最新作。戦闘機での戦闘シーンが散文詩のように表現されているのですが没入していまいそうになります。そのイメージと映画「スカイ・クロラを」での映像が見事にシンクロしていたように思います。
映画も、原作もオススメです。同作家の他の作品とスカイ・クロラシリーズは全く色合いが違い他の作品が苦手だった方にもオススメです。
null山ん中の獅見朋成雄-舞城王太郎
マイブーム全盛の舞城王太郎の作品です。九十九十九で衝撃を受けて依頼、同作家の作品を読み漁っている今日この頃です。
「次代の日本文学の担うのはこの人だ!」と勝手に思いこんでします。
ちなみにこの作品は背中に立派な鬣(たてがみ)が生える駿足の中学生が書道の弟子入りをする、というところから始まる小説です。
同作家の小説は登場人物たちの気持ちがニュートラルすぎて突飛な設定が気にならなくなるという不思議な気持ちになります。
nullジェネラル・ルージュの凱旋-海堂-尊
映画化、ドラマ化されている「チーム・バチスタの栄光」から続くシリーズ3作目。
テレビを持っていない私でも名前はよく聞いていて、ずっと気になっていてシリーズを全て大人買いしました(文庫)。
その中で一番面白かったです。
組織の中ではどんな形態でも不条理なパワーゲームが展開され、現場もそれに巻き込まれる、というのは良くある話ですが、その中で強固な意志を貫き、指名を果たすために現場で派手に戦う救急救命医のお話です。その戦いっぷりがアッパレ過ぎて号泣しました。
また作家が現役のお医者さんということで、医療業界の現状や、大病院の内状が詳細に切れ味するどく描かれており、全作品を通してリアリティを感じます。
ということで小説中毒のテラダにオススメ本教えてください!

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コメント

  1. matsuyama より:

    筒井康隆著書本はどれもオススメです!
    私は、あの実験的な常に文章に挑んでいる感が大好きです!
    「残像に口紅を」是非読んでください。
    感心しますから。

  2. terada99 より:

    おー!うれしー!ありがとうございます!
    筒井康隆といえば、パプリカだけ読んだことがあります。
    「残像に口紅を」読んでみます!
    Amazonの紹介文見てみると、幽遊白書の海藤優の能力を思い出しました!