【エクスショップ 小林(優)】
皆さま、こんにちわ。
度々、DAブログネタに登場する子どもは、はや1歳半となり、
すでにイヤイヤ期が近い将来訪れそうな予感のする暴れっぷりとなっております。
そういえば、オオニシさんのお嬢様とは同級生となります。
しかし、特に保育園に行きだしてから、言葉やしぐさ等は日々成長しており、
子どもの成長スピードの速さには驚かされます。
一方、齢39になろうとしている私は、年々新しいことにチェレンジできなくなってきました。
そこで、今回は、入社して7年、一度も写真のないDAブログは書いたことがないのですが、
初めて挑戦してみようと思います!
とはいえ、永遠の同期、ハチウラさんのように、誰もがフフってなる
ブログは書けそうにないし、ネタがない。イキナリつまづきました。。
悩んだ挙句、唯一の趣味として持っていながら、しかもデジアラでは
そのキャラが定着しているのに、そのあまりにニッチな性質だけに、
7年間封印していた、初公開となる音楽ネタにしました。
さて、飽きっぽい私が唯一続いている趣味は合唱で
小学校5年生以来27年になります。そのおかげで、楽器の類は全くやったことがありませんが、
クラシックを聴くのは割と好きなほうです。
そんなこんなで、テレビCMを観ている時、クラシックがバックで流れていると
つい身を乗り出してしまいます。
そこで、今日は皆さんに、最近流れているCMで、クラシックが原曲(もしくはそのまま)
となっているものを、ご紹介したいと思います。
※よりブログをお楽しみ頂くため、youtube等の映像リンクをご用意しております。
自宅PCや携帯での閲覧を推奨いたします。
まず、先日閉会式を終えたリオ五輪CM
◆ 東京海上日動 挑戦者編
これは、
作曲/モーツァルト 「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ニ長調、K.618
という曲です。讃美歌ですので、クリスマス時期になると
結構町でも流れている曲です。
この曲は46小節しかない、曲としては短い曲なのですが、モーツァルト晩年の傑作と
呼ばれており、神秘的な転調が特徴の曲です。私が高校の時の教科書には載っていました。
オリンピックの応援ソングにしては、神秘的過ぎて違和感を覚えたのですが、
思うに、厳しい練習を乗り越えてオリンピックに出場した先に、幸福が待っているという
メッセージなのでしょうか。
◆積水ハウス ISシリーズ「人生になる家。」 編
作曲/小林亜星
編曲:信長貴富
合唱/栗友会合唱団
そして、皆さんご存知、超有名企業さんの超有名CMです。
この歌自体は、40年前に作曲されていますが、上記アレンジは、
我々合唱人を釘づけにしました。
詳細はマニアックなので割愛しますが、合唱界で最も勢いのある
作曲家が編曲し、20年ほど前、日本はおろか、国際コンクールで1位となった
ことがある人たちの集まる合唱団が歌っているので、相当クオリティが高い
演奏になっております。
ちなみに楽譜も出版されております。
デジアラソング作れないですかねぇ。
どなたか作曲の心得のあるかた、よろしくお願いします。
ちなみに私は器楽ができませんので、絶対音感はなく、
だいたい音感です。家で鼻歌を歌っていると、「調が違う!」
と奥様の厳しいご指摘があるくらいです。
◆ キャノン EOS 70D 「The Shadow」 編
作曲/ブラームス 「7つの歌 Op.62第1番 ロスマリン」
これは少し前のCMですが、妻夫木聡さんが起用されているので
覚えてる方も多いのではないでしょうか。
商品をアピールするCMにしては、暗い印象を受けますね。
「ロスマリン」は花の名前ですが、実はこの歌、単なる花を讃える歌ではないのです。
前半は愛しい男性の為に、バラで冠を作るために探しに行くものの、
見つからないので、ロスマリンで冠を作ったという内容です。
しかし後半は、その愛しい男性が突然亡くなり、その女性もロスマリンを
男性の墓に手向けて、後を追うという内容(解釈は色々あります)です。
どういうコンセプトでこの歌を選んだのか気になります。。
◆任天堂 wii リオオリンピック
ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」 第4楽章
かなり有名な曲なので、一度は耳にしたことがあるはずです。
アメリカの黒人音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、
「新世界アメリカ」から故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われています。
ちなみに一曲全部演奏して、おおよそ40分くらいの曲です。
さて、新世界と言えば、私たち日本人には馴染み深い楽章が他にあります。
ドヴォルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」 第2楽章 45秒あたりから
オーボエソロで始まるこのメロディ、皆さん小学校のキャンプファイヤーや、
下校時のメロディで聴いたことないでしょうか。
この原曲を元にした、「遠き山に日は落ちて」という日本語の歌が有名です。
この歌を聴くと、なぜか悲しくなります。私の小学校のサヨナラ放送でした。
ちなみに物心もついてない年頃の私は、童謡「七つの子」を聴かせると
どんなに機嫌がいい時も、なぜが号泣しだしたそうで、両親がよく面白がって
テープ(当然CDがない時代です)をかけたそうです。
あ、今は泣きませんよ。
◆家庭教師のトライ 「おじいさんいったりきたり」篇
バッハ作曲 教会カンカータ「心と口と行いと生活」BWV147 より「主よ人の望みの喜びよ」
ちょっとCMの内容として、コンプラ的にどうかと思いますが、
天に召される際のバックにはふさわしい曲ですね。
でも、いろんなところから苦情が来ないのか心配です。
というか、私たち世代の思い出アニメ、アルプスの少女ハイジは、
これでいいのでしょうか。。
◆アサヒビール アサヒ ザ・ドリーム 五郎丸歩「ティザーキック」篇
ベートーヴェン作曲 交響曲第9番 第2楽章
ラグビーワールドカップで一世を風靡した、五郎丸選手出演CMです。
皆さんご存知、第9と呼ばれる曲です。有名なのは4楽章の合唱付きですよね。
この曲を聴くと年末が差し迫った気がします。
ちなみに、有名な第4楽章ですが、全部で25分あります。
もっというと、第9全体では約1時間ほどです。
で、よく聴く合唱付部分はどのくらいかというと、
第4楽章開始後7分くらいからが出番となります。
つまり、第9の演奏が始まって40分くらいは、全く歌わないのです。
演奏会によっては、ステージ上に第4楽章が始まるまで座っている映像も
あるくらい、合唱団にとって、第9はとっても出番までが長い曲なんです。
合唱団あるあるでした。
探せば、ちょっとしたBGMにクラシックが使われていることが
まだまだあります。いつか来る第二弾にご期待ください。
次のバトンは、車の事を語りだすと止まらないあの方から
お送りします。