2013年7月29日: 新たな趣味

【ガーデンプラス直営事業部 トミモト】
平日が休みに変わってからというものの、
平日昼間からゴロゴロ〜の至福のひと時を過ごしていました。
そんなのん気な生活が一転し、ここ数ヶ月は休日は家事など諸々していると
あっという間に終わってしまい、なかなかお出かけも難しいです。
おすすめ時短術などあれば、ぜひ教えてください。
そんな中、以前から興味があったプリザーブドフラワーを教えて頂く
機会がありましたので、思い出しながら作成してみました。


プリザーブドフラワーとは特殊な技術で枯れないよう、加工した花のことです。
色をそのまま残せる液もあるようですが、実物より濃くなったりするようで、
写真のように残せるわけではないようです。
今回は、脱色して全体を染め直す方法で作りました。
1.脱色
新鮮な花を水上げし、脱色液につけます。
水分がアルコールと入れ替わり、色素が抜けていきます。
ガクが白くなるまで数時間〜2、3日脱色します。
花が真っ白になると、液は蛍光緑のような色になりました。
元の花
脱色中
2.着色
着色液につけます(12時間〜2日ぐらい)
脱色同様、花の種類や大きさによって時間が変わります。
3.乾燥
形を整えて乾燥させます(2〜3日)
上から2段目、3段目の上下セットは同じ色に同じ時間つけました。
花の種類で濃淡に差が出て、違う色で染めたようになりました。
乾燥中
4.花器の準備
器より少し小さめにオアシスをカットしてセットします。
見えても大丈夫な色がきれいなタイプもあります。
今回は普通の緑でかわいくないので、縁をモス(水ゴケ)で囲みます。
5.茎作り
ワイヤーを通し、緑のテープでまとめます。
右から2番目はアジサイをばらして葉っぱに見立てたものです。
初めて見たときは、何て斬新!と思いました。
多少、ワイヤーが見えていても隠れるので、大雑把でも大丈夫です。
花らしくなってきました
6.飾り付け
基本の形もあるようですが、
「“こうしなきゃいけない”ときっちり決まっていないので
自由です。隙間をなく作るのがポイントです」(先生談)
なので、一番簡単そうなラウンドにしました。
中心を一番高くし、ドーム型に丸く仕上げます。
完成後
体験では脱色と組み立てをしたので、着色は初めてしました。
乾燥が終わるまで出来上がりがわからず、奥が深いです。
脱色に意外と時間がかかり、夏休みの宿題のように冷や冷やしましたが、
乾燥が思いのほか速く終わり、この暑さに助けられました。
液につけたり、乾燥の待ち時間があり、
全体的な制作時間は1週間ぐらいかかるのですが、
作業自体はちょっとの時間でしばらく放置できるので
うまく時間が合えばハンドメイドの中では楽な方だと思います。
モノグサな私にもぴったりです。
ちなみにお庭の花でもできますよ〜と教えていただいたのですが
今現在あまり大きな花は咲いていないのです。
バラ
こちらは春先に枯れ枝になってしまったバラ。
Oさんに相談してみたら、水が足りないのでは?と言われ、
多めにあげると根元の方から復活しました!
植物の再生能力って素晴らしい。
来年大輪の花を咲かせたら、また記念に作ってみたいと思います。

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DAブログ | DAホールディングス(エクスショップ&ガーデンプラス)

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