【ソリューション事業部 アサイ】
先日、より映画を楽しめるように液晶テレビを新調しました。
サイズが、19インチから55インチになった効果は抜群で、久しぶりにツタヤ通いを続けております。
週4、5本のペースで、気になる映画を片っ端から観ているのですが、
記憶に残るいい映画というのは、なかなか無いものです。
そんな中、独断と偏見で、ここ数か月観た中で一番良かった映画を紹介します。
(注:おすすめはしません)
『ツリー・オブ・ライフ』
ドラマ的には、ブラット・ピット演じる厳格な父とその長男の、不和と愛情を淡々と描いているだけなのですが、
背景にキリスト教的な世界観・宇宙観があり、それを映像のみで表現しています。
賛否両論の映画のようですが、写真や映像作品を見るのが好きな方は楽しめるかもしれません。
冒頭で、宇宙と生命の誕生のシーンがあるのですが、ダイナミックで美しい映像が楽しめます。
また、ドラマの合間にも自然や宇宙を表現したシーンが入ります。
ただ、抽象的な表現に終始するので、観る人を選ぶ映画ではあると思います。
これと同じようなタイプの映画で、『2001年:宇宙の旅』という映画があります。
映画好きな人であれば誰でも知っている、スタンリー・キューブリック監督の作品です。
『2001年:宇宙の旅』
1968年の古いSF映画ですが、特撮技術が発達した今現在観ても、
全く白けさせる事のない宇宙の映像が続きます。
最新映画のような派手さは全く無いですが、その分リアリティがあり、
60年代を感じさせる宇宙船などのデザインも妙にお洒落です。
この映画も抽象的な内容で、人類の原始から宇宙時代、そしてその進化の果てを宇宙を舞台に描いており、
終盤に出てくる精神的な宇宙の映像表現が『ツリー・オブ・ライフ』と良く似ており、ネット上でもよく比較されています。
また、この映画はアニメ『エヴァンゲリオン』が好きな方も楽しめるかもしれません。
謎の多い不可解なストーリーもそうですが、
エヴァのモチーフになったであろう映像表現がいくつか出てきます。
しかし良い時代になったものです。
昔は、擦り切れて傷んだVHSテープを巻き戻したり、早送りしたり。。
買おうと思うと、1本2万円近くしたり。。
デジタル技術にあやかって、もっと映画を楽しもうと思います。
以上、映画好きのひとり言でした。