【ガーデンプラス事業部 ミズタ】
何が趣味かと聞かれたら、多すぎて困るのですが、
今は、やはり車でしょうかね。
車と言っても高級車でなく軽四ですけど。
車の楽しみも色々ありますが、
こんなチューニングや、
こんなカーオーディオの話なら、
毎日でも連載できるのですが、誰も聞いてくれそうにないので、
本日は「家庭で手軽にできる、車の内装の作り方」をご紹介したいと思います。
今回のメニューは、こちらのメーターの周囲を天然木で化粧してみたいと思います。
こちらが車から外したメーターフードです。
まずは紙に周囲の形をトレースし、木に写し、切り抜きます。
そして切り抜いたのが上の写真です。
作業には、どこの家庭にでもある糸ノコや電動ジグソーを使ってください。
え!? 持ってない?
切り抜いた木をメーターパネルに当ててみます。
メーターパネルは曲面ですので、隙間だらけですね。
そこで、この曲面に合わせ、木を曲げてみたいと思います。
木を曲げるには、木工家具の世界ではお馴染みの「曲げ木」の手法でいきます。
まずは、大きな鍋でお湯を沸かします。
お湯が沸いたら、躊躇することなく、先程の木を茹で上げます。
モデルの手が赤いのは、この時点で一杯ひっかけているからです。
浸かってないところにも、まんべんなくお湯をかけてあげましょう。
よーく茹で上った所で、素早く、型となるメーターフードに沿わせます。
ここはスピードが命です。急いでください!
洗濯バサミまで登場しているのは、用意したクランプ(赤いやつです)の数が足らなかったからです。
使えるものは何でも使いましょう。
で、このまま乾燥させたものが、下の写真です。
バッチリ、メーターフードにフィットしてますね。
で、これで終わりでも良いのですが、さらに質感を高めるため、着色ニスで仕上げていきます。
ニスはこちら。水性ですので、希釈も後片付けも簡単です。
このニスを、薄〜く薄〜く、何度も塗り重ねていきます。
途中サンドペーパーで面を整えながら、丹念に塗り続けます。
この作業が一番神経を使います。ここで失敗したら全てが水の泡です。
気合いを入れて行きましょう!
そして、ついに完成したのが下の写真です。
作業前の最初の写真は、2年程前のものなので、メーターフード以外も色々ついてますね。
しかも、だいたい手作りです。
こんな感じで車内も車外も、もう原型がなくなってるんですね。
バカですね〜
いつか機会があれば、私の愛車を見てやってください。