2010年6月8日: thinkpad X61にfreeBSD

こんにちは。ソリューション事業部テラダです。
最近話題のiPad,iPhoneやandroid携帯など、Windows以外のOSがますます身近になってきましたね。
以前にここに書いた改造EeePCはいかんともしがたいCPUパワー不足で
前回の冬での私のこたつコンピューティングに耐えることができなかったので、
思い切ってthinkpad x61を中古で購入し、プリインストールのWindowsVistaのかわりに
freebsd8.0をいれてみました。
20100609-x61.jpg


 
スペック:
モニタ:12.1インチTFT XGA(1024×768)
CPU:Intel Core 2 Duo 2048MHz
メモリ:2048MB
HDD:100GB
iPhone OS,MacOS Xなどは実はBSDベースとして有名ですが、このfreeBSDもサーバ用途として
世界中で広く使われています。
自宅で運用中のサーバがfreeBSDなので、今回はその最新バージョンであるfreebsd8.0を
インストールしましたが、もともとはサーバ用途なのでデスクトップ環境はほとんどいちから自分で
構築する必要があります。(x61購入からまる一カ月かかりました。)
20100609-desktop.jpg
ウィンドウマネージャーはKDE。gnomeなどいくつか試しましたが、最初からイロイロそろっているのでこれにしました。
20100609-filemanager.jpg
Windowsでいうところのexplorer.exe。
20100609-firefox.jpg
ブラウザはもちろんfirefox。Operaもたまに使います。
20100609-yakuake.jpg
ターミナルはYakuake(厄明け?)。設定したショートカットキーでいつでも画面上部からスライドダウンして使用できます。
20100609-emacs.jpg
エディタはemacs。最近やっと一通り設定が完了しました。
20100609-amarok.jpg
音楽管理・プレーヤーはAmarok。iTunesのオープンソース版をいわれるくらいの完成度でオーディオプレーヤーの管理もこれでおこないます。
今回ご紹介したデスクトップ環境の構成は無数にある選択肢の中から選んだ一例であって、この無数の選択肢がUnix系統のOSでデスクトップPCを構築する楽しさの醍醐味であります。
スキルに応じてありとあらゆる部分を自分でカスタマイズできる反面、メーカーなどのサポートの恩恵は一切受けることができなくなりますが私のように何でもカタチから入りたい人には最高に楽しいです。
freeBSD、各種Linuxをはじめとするオープンソースは無料で配布されていますので、ご興味ある方で余ってるPCなどお持ちでしたら是非ともチャレンジしてみてください。
サーバ用途のOSで構築するとどえらい時間がかかりましたが、もともとデスクトップ利用を想定して開発されたUbuntuLinuxなどはインストールしてすぐに利用できると思います。

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