次は京都に生まれ落ちたいと願ってやまないソリューション事業部 寺田です。
お盆休みに世界遺産 下鴨神社の糺すの森で開催された下鴨納涼古本まつりに行ってまいりました。
きかっけは、読んで以来魅了されっぱなしの
「夜は短し歩けよ乙女」で主人公が黒髪の乙女を追って古本市へいくという第二章のお話です。
三宮から阪急で河原町までいってぶらっと散策しながら、
おけいはんに乗って出町柳へ、
ここから糺すの森を目指す前にお昼時になったのでお洒落なカフェで、
ではなく京大の前のお気に入りのラーメン屋さん、新福菜館 百万遍店。
ものすごくコクのある醤油ベースのラーメンですばらしく美味しいです。
出町柳へ戻り、鴨川デルタを見おろしながら、
目的地へ向かいます。ここまでの道中でそんな祭りがありそうな気配が皆無で不安に思い携帯のGPSで場所を確認していたのですがようやく見えてきました。
古本市での収穫と思われる袋を手にした方がちらほらと。
到着。念願の古本市。
南北広がる馬場に京都中の古本屋さんがいっせいに展開しているような
そうそうたるものでした。古書好きの方はたまらないのではないでしょうか。
私はと言えば、先述の小説の主人公の如く、あまりの古本の充満っぷりに急な激しい頭痛に襲われ、ここから楽しむ余裕がなくなってしまいました。
帰ってから原因を考えていたのですが、日頃「何事も分類から!」をモットーにしている私にはこのカオスな状態を処理しきれなかったのではという説に落ち着きました。
私は今回はこれ以上の目的を持たずに来てしまいましたが、今まで欲しくてもどうしても見つけられなかった本などがある方は宝探しのつもりで散策するのも楽しいと思います。
そして最後に「世界の素晴らしい本屋さん10選」に選出された恵文社でほっと一息、というお話でした。