2020年1月27日: ゲーム1日60分

【デジタルアライアンス ミヤケ】
香川県議会で先日「ゲーム1日60分」なる条例の素案が決定し、
この素案に対するパブリックコメントを募りつつ、条例案に
昇華させて4月からの施行を目指すそうである。
「ゲーム1日60分」条例素案を決定、意見募集へ 香川
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します
素案のスタート段階では、
ゲームはもとより「スマホ1日60分」であったそうだが、
スマホにしてしまうと、対象と考えていた18才未満の子ども
どころか親世代までもが大怪我の対象となるとおそらく考えら
れたのであろう。ゲームと限定することで着地点を得た様相で
ある。
「スマホ1日60分」を「ゲームのみ」に修正 条例素案 香川


ゲーム1日60分。
この言葉。正味の話、30年以上も前から子供たちに向けて
当たり前に言われており、今さら珍しいものでもなんでもない。
いわゆるファミコン世代であった私などからすれば、
「ゲーム1日60分、餃子1日100万個」
と、勝手に王将とコラボさせた対句を作るなどして
言語明瞭、意味不明な言葉遊びをしたものであった。
(当時、庶民の外食といえば主に王将であった)
その一方で、ゲーム1日60分。
この言葉のおかげで、今を遡ること30年余、小学生の頃に当時の担任の先生と
決して小さくはない論争に発展したことがある。
当時、他でもない私の母親は、私の同級生の誰もが一目を置く
シューティング系、アクション系を片っ端からコンプリートする
アラフォーゲーマー主婦であった。
放課後、同級生が私の家に集まっては、日暮れ前まで
ゼビウスやスターフォースをコンティニューなしで
全ステージクリアする芸当を見せつけては、
「おばちゃん、スゲー」と尊敬と羨望のまなざしを浴びていたのであった。
稀代のクソゲー「スペランカー」をクリアした際には、同級生の一人が
弟子入りを志願するようなこともあった。
同級生から電話が入り、
「おばちゃんに教えてもらいたいことあるから代わってくれ」
と言われたことなどは日常茶飯事であった。
そんな折に「ゲーム1日60分」なる言葉が世間を駆け巡り、
当然ながら私の通う小学校においてもホームルームで議題に上がったのである。
教室は当然、ざわついた。
クラスの男子の3分の1は、多かれ少なかれ我が家に母親のゲーム観戦をしたこと
のある者で占められていた。
同級生の一人が手を挙げて先生に尋ねた。
「その60分には兄弟がゲームをしている横で見ている時間も入るんですか?」
「もちろん入りますよー」先生がそう答えるや否や、
なぜ一人あたり60分与えられないのかそんな殺生なーっ!と大騒ぎになった。
これに加え、60分で最終ステージまで行けるようなゲームは当時でさえ最早なくなっ
ており、最短でもクリアまで約2時間、その一方で、コンティニュー機能が備わってい
ても本体の電源をオフにすると次回開始時はまた最初からといったゲームが多数を
占めていたため、ゲームの実態を理解せずにゲームを規制しようとした先生に対して
クラス全体が騒然となったのであった。
先に述べたが、私の母親はゲーマーであった。当時この出来事を母親に告げると
「先生の言うことは聞かなあかんでー。先生は絶対やからな。
 みんなに言うとき。おばちゃんがみんなの分まで一生懸命ゲームやっとくから、
 しっかり勉強するんやでってな。お前も勉強するんやでー。
 ゲームはあかんでー。ほんま、ロクな大人にならんでー。」
と、ゲームに勤しみながら、
今思えば「お前が言うな」的返答を、私にさらりと言ってのけたのであった。
小学生だった私には細かいことはよく分からなかったが、このとき
「大人という生き物は、責任の名のもとに、相当に勝手でメチャクチャである」
という悟りをひらいたのであった。
—–(さて、ここからが本題)—–
実はちょうど1ヶ月前、
『Nintendo Switch Lite』なるゲーム機をいただいてしまった。
直近10年、一切ゲームに触れていない中年の元に、
仕事以外の生活様式が日々アナログ化していく私の元に、
そのゲーム機が舞い降りてしまった。
—————————————————————
「豚に真珠」「猫に小判」「馬の耳に念仏」「犬に論語」「兎に祭文」
→価値の分らないものに価値あるものを与える無駄さ
—————————————————————
今、↑のような宝の持ち腐れ的状況が私の元で起きている。
テレビCMで、このゲーム機を利用した脳トレみたいなものもやっていたが、
まったくやる気がしない。そんな時間があるなら、ほかにやるべきこと、
やりたいことが山ほどある。
そんな調子なので、おそらくこのゲームに触れることはない。
(そもそも、本体が箱から出ていない)
というわけで、『Nintendo Switch Lite』(新品・未開封 1台)を
貰ってくれる方をここでこっそり募集いたします。
以下に応募要項を記載します。
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応募資格:デジアラグループ社員のみなさま(パート、派遣社員含む)
     ※ハマっても溺れない方が対象です。
     ※社外の方で本ブログをご覧の方は、申し訳ございませんが対象外です。
     ※役員、および転売目的の方はご遠慮ください。
応募方法:私のメールアドレス宛に、
     タイトルに「ゲーム1日60分」と書いて送信してください。
     本文には念のため、所属部署とお名前をお書き添えください。
合い言葉:いりません。
応募締切:令和2年2月2日(日)
抽選方法:応募者多数の場合は、公平公正を期するため
     あみだくじによる抽選を実施します。
     その際はメールでご案内いたします。
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1台しかございませんが、必ず誰かにプレゼントいたします。
多数のご応募、お待ちしております。
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