2008年5月18日: ウェブ全体がソーシャルに。
[ソリューション事業部 寺田]
こんにちは。寺田です。
先週気になったニュースがありました。
「グーグル、「Friend Connect」を発表–ウェブサイトにソーシャル機能を追加可能に」-CNET
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20373110-2,00.htm
まだ概念的な情報しか発表されていないので具体的に何がおこるのかはわからないのですが、ちょっと妄想してみました。
まず、この”ソーシャル機能”については
・人同士のつながりを電子化するという意味
(mixi,greeなどのソーシャルネットワーキングサービス)
・集合知を利用したサービスという意味
(各種ブックマークサービス、教えてgooなどの問題解決系サービス)
馴染みのあるものについては大きくわけて、この二つになると思います。
いずれもユーザ同士のコミュニケーションがコンテンツにつながるもので、様々な人とつながりを持てるという面では正にインターネットの醍醐味。
しかし、これらのサービスはある程度のインターネットヘビーユーザの間でしか盛り上がっていないように見えます。
何故か?私が思いつくハードルとなっている理由では
1.サービスを提供しているコミュニティに参加しなくてはならない(ユーザ登録など)
2.コミュニケーションにつながるアクションを能動的に起こさなければならない
というのが大きいかなと。
1に関してはサービス提供者側にとっても対応するシステム(ソーシャル機能)を構築し、ユーザを囲い込まなければならないという理由もあります。
2に関しては不得意なユーザにとってはハードルとなると思います。
さて、上記のCNETの記事では、Googleがソーシャル機能を持たないウェブサイトも含めて、その機能を持たせるということを開始するとのことですが、恐らく先ほどあげたソーシャルサービスのハードルとなっている理由がクリアされるのではないでしょうか。
これが実現されたら、従来ソーシャル機能がないウェブサイトでしか、コミュニケーションが発生しなかったのが、ウェブ全体がその場になるということでしょう。
すごく妄想ですが、ユーザ同士が様々なウェブサイトでの体験を共有できる、つまり、「近所に買い物にいこうとしたら、たまたま知り合いに出会った」みたいなことがウェブ全体のあちらこちらで発生するのかなーと、これは能動的なコミュニケーションが苦手でも現状より人同士がつながりやすい!と、
鼻息荒く未来を夢想したわけです。
Googleの世界征服が実現されるようで少し心配ですが、それはそれで考えるとします。
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ところで話は全く変わりますが、人体改造始めました。
現在、177cmの58kgなのでこれを70kgにするべく改造中です。
ひとりでは挫けそうなので誰か一緒に頑張りたい人がいたら教えてください。アドバイス、叱咤激励も大歓迎です。