2009年7月17日: IP電話機
以前紹介したAsterisk PBXですが、
Asteriskの基本は習得し、SIPクライアント(電話機)の調査をしております。
各社SIP対応のIP電話機を発売していますが、一口にSIP対応といっても
各社が独自拡張したSIPだったりするので、Asteriskに収容できるかはまた別の話です。
しかもIP電話機となるとまだまだそれなりの値段がするので
お気軽に試してみるには敷居が高いのが現状。
そんな中、お気軽に試せるのがソフトフォン
X-Lite
SJ Phone
Ekiga
Windows Messenger
などがありますが、個人的にお勧めなのがZoiper。
比較的軽くてIAX2にも対応とAsteriskと親和性が良いのが特徴です。
YealinkチップセットのUSBハンドセットに対応しているとのことなので
これなんかを使うと各種ボタンでのキー操作が可能になります。
あと、既存のPBXやアナログ電話を使用するなら、e-gatewayやIPA200などが使用できます。
[Asterisk]-[e-gateway]-[既存PBX]
[Asterisk]-[IPA200]-[TA]-[アナログ電話]
といった構成が可能です。
こちらはオークションで格安で出ているのでお試しあれ。
[IPA20]
[e-gateway]
で、最近試してみたのがビデオフォン。
いろいろ調べてみると、オフィス24とう会社が企業向けソリューションとして
使用していた WVP-2100Wとう機種がFUSIONフォンに対応しているので使えそうな予感。
ビデオなしのIP電話機と考えても安いお値段でオークションに出回っていたのでそれを落札。
[環境設定]-[ネットワーク]-[サーバー]でSIPサーバとID・パスワードを設定し
Asteriskのsip.confに内線設定と以下の行を追加。
[general]
videosupport=yes
allow=h261
allow=h263
するとあっさり発着信可能に。あら簡単。
Asterisk経由でテレビ電話が可能になりました。
単なるIP電話機と考えても安いお値段で出回っているので
興味のある方は是非お試しあれ。