2018年1月11日: 趣味の世界ー唎酒師

【経営戦略室 ムラタ】
初めまして!
平田さんよりバトンを受け取りました。経営戦略室の村田と申します。12月に入社したてです。
わからないことだらけで平田さんに質問しまくりです。(平田さんごめんなさいね 笑)
入社早々の忘年会楽しかったです。長い間準備されていた方々、大変だったでしょう。ありがとうございました。
さて、今回は入社日の自己紹介メールに書かせていただいた「唎酒師」についてちょこっとご紹介しようと思います。


アルコールは基本なんでもトライするほうなのですが、特に日本酒が好きでいろいろな蔵元さんとお話をする時が楽しく、日本の伝統文化である日本酒をまだまだ海外では知られていないので(大体海外に行くと月桂冠の熱燗など数種類しかない)、将来定年過ぎたら日本酒バーを開いて日本酒婆をしたいなんぞと思い、唎酒師の資格を取ってしまいました。近年の日本酒離れもあったりして、製造会社さんは減ってきていますが海外への輸出は増えてきているので、まだまだ私の後押しでなんとかいける!と自分がそんなに力がないくせに勝手に思っています。
唎酒師とはワインソムリエとは違い、ブラインドテイスティング(銘柄を隠してティスティングをして銘柄をあてるもの)はしておらず、日本酒を飲まれるお客様にどのようにわかりやすくそのお酒の特徴や蔵元さんの気持ち、そのお酒に合うお食事のご紹介をするかを説明する人たちです。
で、唎酒師の資格を取っただけでは日本酒の楽しさなどが説明できないので、定期的に蔵元の社長さんや杜氏さんを講師に迎え勉強会があります。先日その勉強会に行ってきました。その様子をご紹介します。
講師は島根県にある李白酒造の社長さんでした。
セミナーではまず、「李白酒造」についてお話を伺いました。「李白」醸造元の李白酒造は、明治15年に創業した歴史ある蔵元です。この「李白酒造」の名前の元となっているのは、中国の唐の時代に活躍した詩人「李白」。酒をたたえた詩をたくさんつくった李白は、酒を愛する人の気持ちを代弁してくれています。若槻礼次郎氏によって李白にちなんで命名されたそうです。
(セミナーの様子・李白酒造の社長)
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まだ若手の社長は杜氏の高齢化、人材不足等など中長期的に考え、今までの伝統的な杜氏の「カン」に頼ることなくデータ化、システム化を取り入れている点、新しい酵母の開発、また今まで杜氏は期間勤務が多かったですがそれを通年勤務に変えて取り込みを図っていること(あ、ちょっと人事っぽい話になっちゃった)など、常に変革を考えて新しい日本酒作りを考えているパッションを感じました。
(セミナーの様子)
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6種類の日本酒をテイスティングさせてもらいました。とても勉強になったのは唎酒師講師の方の「日本酒に造詣が深い客」と「そうでもない客」に対する紹介の仕方のコメント差別化するという点でした。こんなに違うものなのかととても勉強になりました。同じ結果をもたらすものとしても相手に合わせて表現を変えるというのは、日々の生活や業務でも同じやったわと思った勉強会でした。とちょっと真面目な話になってしまいました。
六甲ライナーから毎日日本酒工場を眺めながら寄り道したいと思いつつ、結局そのまま家に帰ってしまっているので、いつか寄り道してやる!と思っています。
(これは付録。日本酒立ち飲みバーにおひとり様で行ったとき)
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明日は私の同日入社の若手ホープです!
よろしくお願いいたします。

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