【ガーデンプラス神戸店 オオイソ】
こんにちは。
空で季節を感じるタイプのオオイソです。
某塩崎さんに言われたこの言葉、今後もオオイソの枕詞として使っていこうと思います。
つい先日まで真夏だと思っていたのに、神戸店から見える夕方の景色はすっかり秋です。
さて、
このダイナミックに葉をつける植物、なんだかわかりますか?
正解は・・・
『アボカド』です。
私はアボカド大好きです。おいしいですよね。
なのでよく家で食べるのですが、捨ててしまう種、なんと育てられるんです。
アボカドを割ってみていい感じの種に出会えたら、
まず、種をきれいに洗って(洗剤は使わずに!)、種の丸いほうを下にして水につけます。
種全体が水没してしまうと窒息しますので、半分くらいだけがつかるように、つまようじで調整しています。
種を身から外すときに私は包丁のあごを思いっきりぶっさしてぐりっと外すのですが、
多少の傷がついてても全く問題ないです。
ただし、冷蔵庫で冷やしてしまった種は発芽しない可能性が高いです。
お水が腐らないようにマメに交換しつつ、じっと待つこと1か月弱〜数か月。
種が割れてきてぶっとい根っこがずぼっと1本出てきます。
さらに早ければ数日くらいで写真のように茎が伸びてきます。
早いものだとここまで1か月ほどですが、根が出るまで9か月くらいかかったものもありました。
(種まきの適期は5月〜7月なので、完全に時期が悪かったからですが・・・)
その間、生きてるのか死んでるのかわからない種のためにせっせと水を交換する日々、地味でした。
葉っぱはいつ出るんだ、と様子を見る毎日。
ほっとくとうちの猫が齧ってしまうので、このくらいになるとベランダに避難。
日光のパワーは偉大です。葉っぱが続々と出始めます。
そんな大きな葉っぱをどんどん出して、茎が折れないのかと心配になるレベルです。
葉が数枚になったら、土に植え替えます。
私はあえて種が見えるように植えています。
最初から土栽培でもいいみたいなんですが、
私の場合は水耕栽培スタートのほうが成功率が高いです。
その後はぐんぐん茎も太くなって、なんなら枝分かれもし、
観察甲斐のある成長を見せてくれます。
大きくなってきて鉢のサイズが合わなくなってきました。
早く植え替えしてあげなければ。葉がカサカサに・・・
越冬に失敗して春が来る前に枯れてしまったりと、うまくいかないこともありますが、
いつか花を咲かせたいなぁ、できれば実らせたいなぁ、と期待を込めて、
いい種を見つけてはせっせと育てています。
はたしてベランダでどこまで大きくできるのでしょうか。
こんなとき、庭がある家だったらいいなと思います。