【エクスショップ サカイ】
なんと可愛い息子さん…しかも迎えに来てくれるとは…
鼻血ものですね!今度ご挨拶に行かせてください!
突然ですが、ダンディとは…
ハイカラ,しゃれ男,伊達者などの意。その定義づけは困難であるが,当世風で新奇さや創造性をもつと同時に,個性的な秩序ある独自の服飾様式をそなえた男性ということができよう。
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「dandy」より)
現在ではブリタニカ国際大百科事典の内容での用いられ方は余りしていないような気がしますが、
言語が持つ意味の推移もまた歴史である、と高校の国語の先生に教わったことを思い出しました。
派生して、顔などにも用いられるようになったようですね。
ハイカラや洒落とは無縁、顔はただただ濃いだけです。
酒井です。
ある情報では今年の台風は偶然ではなく、起こるべくして起こったとの見方もあるようです。
地球の為に個々人で出来ることは、実は少なくないのかもしれません。
昨今の異常気象は放っておけない状況であるにせよ、
知らぬ間に隣にいたかのように、秋の気配が急接近しております。
ということで(?)5〜7年前にちゃっかり付けていたレビュー(と呼べるほどのものでは無い感想)を元に、
いくつかの小説を挙げて参ります。
決してお薦めするわけではありませんし、独り言であって然るべきと付けていた感想ですが、
あまり楽しくなかったという感想の物は含んでおりません。
また、これが私のベスト○○だ!という訳ではありませんので、小説好きな方は語り合いましょう。
スタートさせて頂きます。
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「とんび」
問答無用で素敵な物語です。心が洗われます。
ドラマを見ていた方も多いのではないでしょうか。
・子どもの成長が手に取るように分かる
・ストーリーのところどころに、上手く行かない→助けられる→上手く行く
という様な、いわばヒーローが必ず勝つという安心感に似たものが途中から出てくる
・登場人物の関わり方が一人一人深いので、臨場感が半端ない
・心に染みる方言
私はこの本を読んで、本や歌の方言は反対派でしたが、そんな偏屈だった考えは吹き飛びました。
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「1Q84」
長編(全6冊)である点、話が複雑な点、もはやストーリーをさっぱり思い出せない点、
これらの理由により、ここで感想を述べることは容易ではありませんが、
ただただ、登場人物の皆々様の行動や言動ややり取りがいちいちカッコよく、
読みながら楽しいなという感情を抱いたことは覚えております。
そして現在進行形で読み返している小説です。
長いのが億劫で手を出せていない方、
ストーリーより文章派の方(読む人が読めばストーリーも楽しめるはずですが!)、
本を読み切ったという充実感を得たい方、
そっと本屋で手を伸ばしてみてください。
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「昔僕が死んだ家」
どんどん解けていく謎、拾われる伏線はまさにミステリー
その間にも迫り来る緊迫感はホラー映画を見ているようで。
興奮、恐怖、好奇心…3種のドキドキ感を与えてくれます。
これは読むのを止められませんでした。
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「ドミノ」
自分がドミノを作っているところを想像してみて下さい。
まず、登場人物が多い。(→ドミノに使用するピースが多い)
そのため序盤から中盤にかけて少し時間がかかります。
ドミノ…すごいものを作ろうと思えば思うほど時間が掛かりますから、
仕方ないですね。
多い登場人物を細かく、本当に細かく、
自分が各登場人物と知り合いなんじゃないかと錯覚するほど
その人物の性格をじっくりと書き出します。
そして様々な仕掛けをつくります。
まっすぐなだけのドミノなんて面白くないですからね!
色々な仕掛けがあってこそのドミノです。
そして組み立て終わったら…
あとはポンッとピースを押すだけです。
なんと言うことでしょう。
そこからはザァァーーーーー
とドミノが倒れていきます。
この小説も同じです。
中盤まで時間をかけて組み立てたら
終盤はものすごいスピードで物語が進んでいきます。
バラバラな方向に組み立てたドミノが集まってくるんですよ!
すみません、興奮しすぎました。
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「オーデュボンの祈り」
濃いキャラと共に着々と進むストーリー、
同時に違うところで起こっている事件が徐々に絡まり合い、
全てが一直線になったとき、予想だにしない事実が浮かび上がる。
伊坂幸太郎さんの小説は9割読んでいるのですが、
この作品に限らず、伏線の拾い方が尋常じゃありませんので、
単純に先が気になって仕方がないという状態に陥ります。
是非他に好きな方がいたら代筆頂きたいです。
このような表現しかできないことが悔しいくらいです。
カカシが喋るという事実があるだけで、もう物語の方向がおかしくなりそうですが、
そんなこと全くなく、それが自然と思わせられるのは、
小説家の皆様のすごいところだと思います。
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あとはもう似たような感想ばっかりだったので省きます。
夏は夏で楽しんだ後は、必ず来る秋を楽しんで参りましょう。
お次は太鼓の名人のあの方です。
並々ならぬ好奇心で培ったであろうその商品知識!いつも助けて頂いて、本当に有り難うございます。