2025年2月25日: 初めての胃カメラ体験リポート

だいぶ年下なのに、入社当時から、ずっと頼りっぱなしのホンダ先生、
バトンありがとうございます。

初めてのブログ、何を書こうか悩みましたが
先日、会社より受診させて頂いた人間ドックで「胃カメラ」を初体験したので、
そのリポートを記したいと思います。
 ←本文とは無関係ですが私の愛猫です
まずは、鼻から胃まで管を通すという荒業への恐怖が過ぎて
今どれだけ不安かを、看護師さんに無駄に力説するところからスタートです。
与えられた事前説明書を熟読し過ぎ
『読めたら教えてくださいね』と、席を外される始末。

読み終わると同時に『目は閉じない方がいいんですか?』
『唾は飲んだらダメなんですか?』
と、差し迫った口調で問い詰めます。

『目は閉じると喉が閉まるので、開けてる方がいいです。
唾を飲むと喉が動くのでオエってなります。
飲まずに垂らしてください』とのお返事。

なるほど。要約すると
『喉をできるだけ開いた状態で動かしてはならない』
ということですね。所用時間は5分くらいとのこと。

思ってたより長い。

また、何かあれば手をあげて知らせるように、
その際、検査を途中で止めることはできるが、
途中までの検査結果は出ません、と伝えられました。
『途中で止めるなよ』と脅されたような被害妄想に陥ったのは、私の心の弱さ所以です。

不安と緊張でいっぱいの中、紙コップ半分くらいの薬を飲むよう指示され、
なかなか飲み干せないでいると
『美味しくないので、味わうとしんどいですよ』と言われました。

次に鼻通りをよくするスプレーを左右3回ずつ、計6発打ち込まれ、
スプレーの都度、垂れてきた液を拭き
喉に落ちてきたものは、指示通り決死の覚悟で飲み込みました。

続いて鼻にぶち込まれたジェル状の麻酔も
指示通り喉まできたものは、全て飲み込みました。
苦かった。
さらに難しかったのは、麻酔ジェルは飲むのに唾は出せ、と言われたことです。

これまた不安になり
『唾飲んだらダメなんですか』
と聞きながら通された部屋には
使い捨てのオペ服みたいなのを着た先生が2人スタンバっていました。
『唾飲んでも大丈夫です』
そう言った彼女たちの佇まいはオペ感満載で、今から行われる検査への恐怖を倍増させました。

喉に麻酔のスプレーを施され、5秒待って飲み込みました。
左を下にして横になると、心の準備をするまもなく、右鼻から管を入れられました。

完全に入っていく感覚がありました。

喉を通過する時
『ちょっとしんどいですよ』
と言われ、緊張感が増しマシになりました。
追加で『ゲップをしたらオエっとなる』 と伝えられたことも、さらなる動揺を誘います。
しかし説明書にあった通り、ここで力を入れると負けなのです。
私はできるだけ、ゆっくり深呼吸し、呼吸をすることに神経を注ぎました。

全集中の呼吸!

途中、ガスを入れられたり、洗浄水を入れられたりと
告げられていなかった要素が、次々と後出しで発表されました。
私は軽く涙とよだれを垂らしながら、目を閉じないよう部屋の壁を見つめ
ゲップを堪えながら、全集中の呼吸に終始することで、何とか平静を保ちました。

お腹がパンパンになり、いよいよ限界かと思われた頃
『もう終わりが近づいてます。抜きながら最後まで見ていきますね』
と言われ、今年一番、心からホッとしたのを覚えています。

管を抜き終わると
『麻酔が効いていて、飲み込もうとするとむせるので、全て出してください』
と、トレイとティシュを渡されました。
程なく撮影した画像がモニターに映し出され
検査結果を簡単に報告されたところで、初めての胃カメラは終了の運びとなりました。
←なでなでは、心を落ち着ける作用がありますの図
ところで今回の検査、特筆すべきは検査中、ずっと背中をさすったり、 
トントンしたりしてくれる担当の方がいてくれたことです。 
この手に私は、とても救われました。 
大袈裟でなく、ナデナデやトントンがなければこの検査、耐えられなかったかもしれません。 
愛猫がナデナデやらトントンを執拗にせがんでくるのが、少しわかった気がしました。
また、先生や看護師さんもとても優しく、安心できるよう何度も声掛けし、
励まして下さいました。そういう気遣いも、耐えられた要因かもしれません。

まとめると『胃カメラは言いつけを遵守すれば、ギリギリ耐えられる』です。
以上、大変長くなりましたが、私の胃カメラレポートでした。

お次は、お隣の席でお世話になっている、こちらもブログ初登場の方です。よろしくお願いします。


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