【ガーデンプラス ムラカミ(アヤ)】
ムネユキさん、バトンパスありがとうございます。
めちゃくちゃゴルフに熱中しているムネユキさんが歩き回っている姿については全く想像がつかないのですが、楽しそうですね!
ご紹介に預かりました、生命力に溢れる、活発なBOSSムラカミです☆
幼小中高皆勤。右の手の平には、張り出しが大きく、期待通りの卓越した二重生命線を持ち合わせている、不死身の武闘派でございます!笑
カッコイイ車2台の話題が続いたので、私も、ちょうど良いイカつさの愛車ドライブの話をしようかと思いましたが…
方向性を変え、本日は、我が家の愛すべき仲間についてのエッセイを執筆させていただきます。
我が家には、2年前のお祭りの金魚掬いから、何匹いなくなろうがひたすらたくましく生き残っている金魚の金ちゃんがおりますが、この夏、新たな種族が仲間入りを果たしました…!
それは…
「ウーパールーパー」です!!
みなさん、ウーパールーパーという生き物をご存知でしょうか…?
※GP第一の皆さんには、やや馴染みのあるエピソードもまじえながら…そう、あの子についてのお話です。
SEOが上がるかもしれないと噂の文字数を目指し(半分ぐらいになりそう)、やや長編にてお伝えします。
(途中でストーリーに飽きた方は興味のある章のみお楽しみください)
〜目次〜
第1章 特徴
第2章 お迎えするまで
第3章 共同生活の始まり
第4章 成長と、自由さと、確信犯と
第5章 模様替えと、うちのウパ
第1章【特徴】
まずは、簡単に特徴をご紹介。
ウーパールーパーとは、メキシコ原産のサンショウウオの仲間で、両生類の一種。
でも、オタマジャクシがカエルになるように大人の姿に変わることはなく、生涯を水中で過ごす、ちょっと変わった生き物である。
日本では、1980年代の珍獣ブームとともに「ウーパールーパー」の商標で、日清食品のカップ焼きそば「日清焼そばU.F.O.」のCMキャラとなったことで世間的に周知されるところとなった。
第2章【お迎えするまで】
出会いは約4ヶ月前…。
他の買物で偶然訪れた、いつもとは別のホームセンターのペットコーナー。皆さん経験があるかもしれない。わんこやにゃんこの赤ちゃんを見て、ほっこりした気持ちでその場を後にする、という、よくある流れでお店を出ようとしたが…
この日は違った。私の目に飛び込んできたのは、見たこともないウーパールーパーの赤ちゃんたち。後から調べると、どうやらベビウパの流通する時期だったらしい。
水槽の中で動き回る小さな宇宙人を眺めること数分。お店のお兄さんに声をかける。
※以下、私(あ)、店員のお兄さん(兄)でご覧ください
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あ:「これ、飼うの難しいですか?」
兄:「難しくないですよ!まず用意するのは90cmの水槽とブクブク。あと餌のアカムシです!」
あ:(おっと、いきなりハードルが高すぎる…まず90cmの水槽ってどこに置くんだよ、、あと餌って虫なのか…やだよ、虫、やだよ)
「えっと…そうですか…。。ちなみにこの子達はどれぐらい大きくなるんですか?」
兄:「すぐに大きくなってくれますよ!半年で30cmですかね!」
あ:(30cmってバケモンじゃん。。聞いてよかったよ、、危うく無知識でとんでもないやつ招き入れるところだった…)
「ありがとうございます。結構大きいですね…私には難しそうなのでやめておきます、ありがとうございました…」
兄:「そうですか、残念ですが仕方ない。もし小さいサイズがお好みでしたら、ヒョウモントカゲモドキっていうのもいますからね!ちなみに餌はちょっと扱いづらいコオロギですが!!」
あ:(だめだ…これが価値観の違いというやつか…しかもこのお兄さん営業素人なのかな、私に全く刺さってないよ…)
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両生類、爬虫類をこよなく愛する、長田のコアなお兄さんと別れ、店を出た後も、脳裏をよぎるのは先ほど飼うのを諦めた、ウーパーベビーのつぶらな瞳。
いや、だから無理だって!と言い聞かせながら私が車を走らせたのは、次なるホームセンター。北→須磨→垂水→灘→と神戸各地のホームセンターを巡り、気づいたのは、お店のお兄さんによって、飼い方も最終成長サイズも違う…!?ということ。
ただ、私はまだお家に迎えるには納得のいく説明を得られずにいた。
そして最後に行き着いた西区。西神南のお店にて…
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あ:「ウーパールーパーって飼うの難しいですか?」(このテンプレ質問も板についてきた)
兄:「そんなに難しくないですよ!」
あ:(きたきた…ここからが本番だ)
「餌って、やっぱり虫とかじゃないとダメなんでしょうか…?苦笑」
兄:「タブレットがありますよ!栄養が入っており、美味しく食べられます。あとはあげるのに少しだけ技術が必要ですが、それ次第です!」
あ:(よし、タブレットはさっきのお店でも聞いたが、このお兄さんの方向性はわかった、そう私と遠くなさそうだ)
「サイズってどれぐらいになりますか…?」
兄「そうですねぇ…でもそんなにめちゃくちゃ大きくは…よほどブリーダーとかじゃない限りないですねぇ…うん、10cmそこそこ。大きくなっても15cmといったところでしょうか。正しく育ててあげられれば、窮屈でもなく、きっちり飼えますよ!」
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加えて、私の最後の決め手になったのは、お兄さんの、次の一言だった。
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兄:「この子、昨日お店に来たところで、まだ生まれてすぐなんですよ。1番ちっちゃな子です。まだ僕たちも性格も何も知らないんです!」
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体長3cm。
リューシスティック(白い一般的な個体のこと)。
目は、黒で金環(アルビノという、劣性個体白眼の子もいるのですが、私は黒眼の子がいいなぁと思っていた)。
見上げてくる、キュルンとした可愛い目。
…ウパ★君に決めた!!!
ウーパールーパーベビー、1980円にて、お買い上げ。
同時に、小さめの水槽と、タブレットの餌、粘膜保護ウォーターをお買い上げ。
(ブクブクは不要だった)
全てあわせても5000円以内。飼育初心者のお財布にも比較的優しいウーパールーパー。
こうして、私と、うぱまるの毎日が始まった。
第3章【共同生活の始まり】
餌やり。これが、なかなか苦戦する。
なにせ、うぱは目が悪い。目の前に落としても気づかない。
特に初日はひどかった。それは帰宅が夜遅くなった日だった。自分のごはんよりも先に、ベビウパに餌をあげようとしたが、食べない。なかなか食べない。お兄さんが言っていた技術ってこういうことかと思い知らされるが、本当に食べない。挙句、落とした餌で遊び始めた。私も気の長いタイプではないので「もういい!自分が食べてなくてもあげてるのに、ごはんで遊ぶ子にはもうあげません!」と放置し、次の日は様子見。それでも食べずに餌で遊んで水が汚れている。
我が家にやってきて2日目。
こんなに早く掃除しないといけないのかと思いながら、水替え…。
と、次の瞬間、何を思ったか水槽から飛び出して行ったうぱまるが、洗面台の排水口へまっしぐら…そして吸い込まれていき…、、、
頭が真っ白になった。
昔、数年飼っていた小さなカタツムリのツムリンを掃除したケースに戻そうとしたときに、手を滑らせ、指で潰してしまい、反射的に号泣したシーンが走馬灯のように蘇る。
…と同時に、私の5000円札も排水溝に流れていく絵が浮かんだ、、
やってしまった…尊い命を、わずか2日にして葬ってしまった…
念のため、排水口の金具を引き上げて中を覗くも、いない。時、既に遅し。と思った次の瞬間。うぱまるは、そこにいた。小さな受け皿の中に、すっぽりと収まっているベビウパを見て、私は驚くほど一気に、全身に血が巡るのを感じ、餌を食べずに怒っていたことすらどうでもよくなった。生きていてくれてありがとう。他に言葉はなかった。
この日を境に、私とうぱまるの距離は縮まった。
餌をあげると、ピンセットからもぎ取るようにスムーズに食べるようになり、私が近づくと、垂直に立って餌がほしいポーズを取るようになった。
第4章【成長と、自由さと、確信犯と】
毎日タブレットを3個ずつあげるうち、うぱまるは、体長3cmから5cm、5cmから8cmとなり、ウーパールーパーには珍しく、非常に活発な子になっていった。
まず、寝方が自由人である。
目を開けて寝るのは生態的に仕方がない。
ただ、こんな自由なのは、ネットで検索する限り、うちの子だけだ…。
もちろん、かわいい時もある。
一方で、死んでいるのかと思って、家に帰ってゾッとする時がある。ただ寝ているだけなのに。
ご覧あれ。怖くない…?私は、怖い。。
そして、変な泳ぎ方を覚えた。
本来お腹を上に向けたり、猛スピードで泳いだりするのは、いくらベビーと言えども、ウーパールーパーの習性ではない。
ただ、うちの子は、そんなのお構いなしだ。
初めてお腹を見せて泳いだ日、私は少し驚くと同時に「すごいね!」といつもより一粒だけ餌を多くあげた。これが間違いだった。
脳みそが小さい、なんならほぼ無いとされるウーパールーパーなのに、何故かうちの子は、一粒多く餌がもらえる旨味を覚えてしまった。
それからというもの、毎日毎日お腹を見せてくる。覚えてはいけない姿勢を覚えさせてしまったため、その手には乗らない、と毎回先に伝えなくてはならない。お腹を見せてくると、私は餌をあげないと決め、その日は与えない。ウーパールーパーに必要ないとされているブリーディングだ。一体私は何をやっているのだろう。
しかも、だ。2日に1回、あるいは、3日に1回のペースで食べさせても問題ないと言われているので、体調管理をしてあげながら餌をあげると、欲しいタイミングでもらえなかったことをアピールするために、お腹が減っていても、わざと食べないで、ずっと食べずに、私と遊ぶことを要求してくる。
繰り返しになるが、私も、果てしなく気が長いタイプではないので「もう、本当にあげないよ」と伝える。
途端にクルクル回ったり、猛スピードで泳ぐのをやめる。
こいつは、どうやら、ルックスの可愛さと運動神経は抜群だが、ヤンチャな確信犯だ。そして、ものすごく頭のキレがいいらしい。
ただ、どうやっても憎めないし、私は、うぱまるが大好きだ。
まったく、本当に誰に似てしまったのだろう。そして、私は、絶対に、こんな子に育てた覚えはない。。。
第5章【模様替えと、うちのウパ】
そんなウパの住むケースだが、最初の頃と、少しだけ模様替えをした。
最初は何も入れていないケース(ベビーはその方がいいらしい)だったが、少し大きくなったので、100均で手に入れた蓄光石で模様替えをしてみた。
昼間は可愛らしいオブジェ、夜や電気を消している時にはその光を蓄え、蛍光色として光るプラスチックの石だが、うぱまるには楽しいおもちゃらしい。
家に帰ると、石が積み重なっていたり、乗っかっていたり、ちゃんと楽しく遊んでいるようだ。最初は1つのセット(10個)のみをケースに入れていたが、少し物足りなさそうだったので、もう1つ加えてあげた。これで満足したらしい。水替えのカップが小さくなってきた。10cm弱に成長したうぱまるは、いつも楽しそうだ。
どこの誰に似たのかはわからないが、生命力に溢れている可能性は大いに残されているので、どうしても、安易に水槽のサイズを大きくしてしまって30cmのモンスターを育てるわけにはいかない。
今のところ、私が見る限りではあるが、ストレスフリーに我が家での暮らしを楽しんでいるように見受けられる。私の思い込みだったらごめんね、うぱまる。
人間の手は体温の違いから、火傷してしまうらしいので、触れないようにしているが、わざとジャンプして手の平に乗ってくるのを楽しんでいるところも恐れ知らずだし、手に触れた時も全く火傷すらせず指をハムハムしてくるところも、意味がわからないが可愛い。
これからも、私は、一般的なウーパールーパーの真反対にいるような、うちのうぱまるに対して、こんな子知らない!とイライラしながらも、温かく見守っていこうと思う。
長くなったが、私は、読了いただいたことに感謝するとともに、ここで、書き終えることとする。
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さて!次回は、ガーデンプラスのニューフェイス、私と同い年のお姉さんの登場です!
みなさん、お楽しみに・・・!